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エミライ、米国のハイエンドヘッドフォンアンプメーカー・HeadAmpの取扱い開始

 エミライは、米HeadAmp Audio Electronicsの製品を今後取り扱う。「GS-X MK2」と「Blue Hawaii Special Edition」、「Gilmore Lite MK2」の3機種をまずは発売する予定だという。「Blue Hawaii Special Edition」は静電型ヘッドフォン向けのアンプとなる。価格や発売時期は未定。

静電型ヘッドフォン向けのアンプ「Blue Hawaii Special Edition」

 エミライでは5月中の発売を予定。ターゲットとしている価格イメージとして、「GS-X MK2」を40万円前後、「Blue Hawaii Special Edition」を70万円~80万円、「Gilmore Lite MK2」を7万円~8万円程度と説明している。

 HeadAmpは、2002年に創業。ヘッドフォンアンプとプリアンプを設計・製作。特に高品質、高精度にこだわっており、エミライによれば「市場で最高峰に位置付けられるヘッドフォンアンプのブランドとして、海外での地位を確固たるものにしている。高音質なだけでなく、製品を実測した際の、歪率やノイズの低さなど、測定結果もとても良い」という。

 製品は米国で設計、製造、組み立てられ、全ての製品の組立工程は同社内で行なわれている。また、最高のパフォーマンスを確保するため、多くのバーンインプロセスの前後や、ビルドプロセス全体で様々な検査を実施。品質管理も徹底しているという。

GS-X MK2

 「GS-X MK2」は、ダイナミックヘッドフォンと平面駆動ヘッドフォン向けの製品。15年以上に渡って改良が続けられ、成熟した回路を採用。バランス駆動時に最大6WのクラスA電源を供給でき、鳴らしにくいヘッドフォンも、余裕を持って駆動できるという。低ノイズ化も徹底。高感度なイヤモニターも活用できるとする。

GS-X MK2

 ボリューム部には、ハイエンドオーディオ機器で採用例が多い、デンマークDACT製の24ステップ・アッテネーターを採用する。また、電源部は別筐体になっている。

 ステレオスピーカー向けのプリアンプとしても機能。高い入力インピーダンス、低い出力インピーダンス、複数のI/Oオプション、3ウェイゲインコントロール、正確な音量コントロールが可能という。

Blue Hawaii Special Edition

 HeadAmpを代表する製品で、静電型ヘッドフォンアンプをドライブするためのアンプとなる。スタックスの580V“Pro-bias”仕様のアンプとなっており、「理論上はスタックスのヘッドフォンを駆動できるが、互換性をスタックスが保証するものではなく、使用は自己責任になる」という。

 エミライでは、米MrSpeakers初の静電型ヘッドホン「VOCE」(ボーチェ/MRS-VC-20)を4月27日に発売しているが、同ヘッドフォンをドライブするためのアンプという組み合わせを提案しており、この組み合わせにおいては動作保証するという。

 真空管を活用し、高音質かつ高い駆動力でドライブするだけでなく、「長期にわたりヘッドフォンをいたわるような万全な設計になっている」という。

 ボリューム部分は、24ステップのDACTステップアッテネーターのほか、ALPS製の高精度ポテンションメーター「RK50」を選ぶ事も可能。

 金属製スパイクフットを採用しているが、樹脂製のフットを選ぶ事もでき、注文時に選択するという。

Gilmore Lite MK2

 GS-X MK2と同じ、超低ノイズ/歪アンプ回路を搭載しながら、リーズナブルな価格を実現したというモデル。GS-X MK2のように電源が別筐体になってはおらず、ACアダプタを使用する。

Gilmore Lite MK2

 ダイナミック型や平面駆動形ヘッドフォンを、純A級フルディスクリート構成のアンプセクションでドライブ。1.5Wという大出力も実現している。

 ディテールや細部にもこだわり、滑らかなフィーリングのボリュームノブを採用。スピーカーを制御するためのプリアンプ出力や、2系統で切替可能なRCA入力も備えている。