ニュース

明石家さんまNetflixドラマ「Jimmy」は7月20日。小出恵介降板のさんま役は玉山鉄二

 明石家さんまが企画・プロデュースしたドラマ「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」が、Netflixオリジナル作品として7月20日より全世界独占配信されることが決定。作品のキービジュアルも解禁された。

Jimmy~アホみたいなホンマの話~
(c)2018YDクリエイション

 明石家さんまとジミー大西の出会い、15年にわたる交流と爆笑エピソードを描いたドラマで、ジミー大西を中尾明慶が演じる。当初、明石家さんま役は小出恵介で'17年夏に配信予定だったが、小出の無期限活動停止を受け、玉山鉄二が演じている。

 芸歴43年目の明石家さんまが初めてプロデュース。「2年がかりの超大作。俺が思ったとおり、思っていた以上の作品に仕上がりました。初プロデュース作品として大満足!」と感想を寄せている。

 キービジュアルには、中尾明慶や玉山鉄二に加え、佐藤浩市演じるテレビ局の名物プロデューサーや池脇千鶴演じる大竹しのぶなどが描かれ、絵描きとしても才能を発揮するジミー大西による、三日月と、大阪の象徴・通天閣の描き下ろしイラストも使用されている。

 主題歌はMISIAが担当。さんま自身が「芸人にも相通じる音楽だ」と愛してやまない甲斐バンドの「最後の夜汽車」をカバーした。アメリカ・ニューヨーク在住のジャズトランペット奏者・黒田卓也がアレンジを手掛けたドラマスペシャルバージョンとなっている。

あらすじ

 1980年代の大阪。突拍子もない言動を繰り返し、幼い頃から失敗ばかりの大西秀明(中尾明慶)は高校卒業後どこにも就職できず、吉本興業の舞台進行の見習いとして「なんば花月」に出入りしていた。

 ある日、大失敗した大西は反省を示すべく自ら裸になって、大騒ぎに。そこにやって来たのが人気絶頂の芸人・明石家さんま(玉山鉄二)。ふたりはこうして衝撃の出会いを果たすのだった。

 さんまは大西を面白がり、さんまやその芸人仲間の村上ショージ(尾上寛之)、Mr.オクレ(六角慎司)、なんば花月の世話係であるおちゃこのおばちゃん(濱田マリ)らと共に笑い溢れる日々を過ごすようになる。

 ある日、新喜劇の舞台に立つことになった大西は舞台上で大失敗してしまう。クビになりかけた大西を、さんまは自らの進退をかけて救う。そして、ひどいイジメを受けてきたと吐露する大西に“ミジメな過去は笑い飛ばせ”と伝え、この強烈なキャラクターを持った青年を人気芸人に育て上げようとさんまは決意。

 大西はその後、さんまによって「ジミー大西」と名付けられ、師に導かれるまま、高宮京子(木南晴夏)という専任マネージャーも付くほどの売れっ子芸人になっていく。

 数年後、“お笑い”という自分の居場所を見つけた大西だったが、それはさんまから与えられたものでしかないということにも気づき始めていた。芸人としての力のなさに悩み、引退も考える最中、テレビ番組の企画で絵を描くことになり、大西の思わぬ絵の才能が知れ渡り……。