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PS Audio、135万円のオーディオ用クリーン電源「P20」。FPGA制御/16口搭載

 完実電気は、PS Audioの最上位電源システム「DirectStream P20 Power Plant」を6月中旬より発売する。価格は135万円。カラーはシルバー(S)とブラック(B)の2色。

DirectStream P20 Power Plant(P20S)

 PS Audioの「Power Plant」シリーズ開発20周年を記念したフラッグシップモデル。電源供給において重要なローインピーダンス出力/ピーク時の電流供給能力/サインカーブの純度の高さを見直して開発した。

DirectStream P20 Power Plant(P20B)

 最大1,700VA(20A)の電源供給が可能。独自の「DSDエンジン」を搭載したFPGAで制御し、「ほぼ完全なピュア・サインウェーブ」を生成できるという。出力電圧のローインピーダンス化も従来と比べて3倍以上改善し、最大瞬間出力70Aを実現した。出力電圧は95V~115Vまで可変。サインウェーブ以外にも、マルチウェーブを出力でき、6段階で調整できる。背面に16口/5ゾーンのコンセントを備える。

背面

 前面のフルカラーディスプレイには、オシロスコープタイプの表示機能を備える。出力負荷、出力電圧、歪率などをアナログメータータイプで表示することも可能。

タッチパネルタイプのディスプレイを前面に搭載

 オーディオクオリティのパーツ類を採用したほか、約6mm厚の基板に、航空宇宙分野で使われる高純度銅によるバスバーを使い、配線による損失を抑えたとする。待機時の消費電力は35W。外形寸法は43×36×27.9cm(幅×奥行き×高さ)、重量は43.5kg。