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ASUS、AIカメラ搭載の「ZenFone 5」。クアッドカメラ搭載ZenFone 5Qも
2018年5月15日 16:15
ASUS JAPANは、SIMフリースマートフォンの新製品として、ZenFone 5シリーズ3機種を発表。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、カメラにAI機能を組み合わせた「ZenFone 5(ZE620KL)」が52,800円前後、「ZenFone 5Z(ZS620KL)」が69,800円前後、前後に各2基、合計4基のカメラを搭載した「ZenFone 5Q(ZC600KL)」が39,800円前後。5月18日から順次発売する。
ZenFone 5/ZenFone 5Z
ZenFone 5(ZE620KL)とZenFone 5Z(ZS620KL)は、どちらも6.2型のSuper IPS+液晶を採用。解像度は2,246×1,080ドット。画面サイズを広げ、「一般的な5.5型ワイドのスマートフォン本体と同等サイズのコンパクトさを実現しながら、画面占有率を90%に向上させた」という。筐体はアルミニウム製。薄さは約7.7mm、重量は約165g。
OSとしてAndroid 8.0を採用、プロセッサはZenFone 5がQualcommのSnapdragon 636 オクタコア 1.8GHz、ZenFone 5ZがSnapdragon 845 オクタコア 2.8GHzを搭載する。メモリは6GBで共通。ストレージメモリは、ZenFone 5が64GB、ZenFone 5Zが128GB。
ZenFone 5とZenFone 5Zは、「AI POWER」、「AI充電」、「AI Display」、「AI着信音」といったAI機能を搭載。ユーザーの好みや習慣を学習する。ZenFone 5は、性能を最大約15%アップさせるという「AIブースト」機能も搭載する。
背面に120度の広角撮影が可能なデュアルレンズカメラを搭載。メインカメラは1,200万画素、セカンドカメラは800万画素。800万画素のインカメラも装備する。
メインカメラは、明るさF1.8、画素ピッチ1.4nmの1/2.55型、ソニー製「IMX363」センサーを搭載。光を多く取り込み、夜間でも明るく鮮明な撮影ができるとする。
ビックデータの解析をもとにしたAIアルゴリズムによって、カメラを構えるだけで、被写体を判別し、最適な画像に仕上げる「AIシーン分析」機能を搭載。プリセットされた16シーンから自動で判別する。
ハイレゾ再生に対応。独自のオーディオシステム「Sonic Master 5.0」も採用し、5マグネットスピーカー、メタルボイスコイル、NXP Smart AMPも搭載。ハイレゾ対応イヤフォンの「ZenEar Pro」も付属する。
リアルタイムにユーザーの表情を読み取り、キャラクターの表情へと反映する機能も備え、ZenFoneシリーズのマスコット「禅太郎」に変身できる「ZeniMoji」を用意。写真やビデオで、その模様を撮影したり、ビデオチャットで活用もできる。後日のアップデートにより、ライブストリーミング配信での利用も可能になる。
ZenFone 5Q
前面と背面に各2基、合計4基のクアッドカメラを搭載。前面には2,000万画素のメインカメラを搭載、前面と背面に800万画素の広角カメラを配置。「ダイナミックな風景や、集合写真にプラス周囲の景色までしっかり写すことができる」という。
背面の1,600万画素メインカメラには、0.03秒で被写体をとらえる高速なオートフォーカスを搭載。動きのある被写体や暗所での撮影で活用できるという。電子式手振れ補正機能も備え、動画撮影のブレを抑えられる。
OSはAndroid 7.1.1を搭載。CPUはSnapdragon 630 オクタコアで、2.2GHz。メモリは4GBで、ストレージメモリは64GB。
ディスプレイは6型のIPS液晶で、解像度は2,160×1,080ドット。バッテリは3,300mAh。外形寸法は、160.5×76×7.7mm(縦×横×厚さ)で、重量は約168g。