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4K TVの4月出荷数は有機EL含めて前年比約15%増。JEITA統計
2018年5月24日 20:40
電子情報技術産業協会(JEITA)は23日、2018年4月の民生用電子機器の国内出荷実績を発表した。出荷金額は前年同月比99.6%の984億円。内訳は、映像機器が同95%の450億円、オーディオ関連機器は同93.2%の70億円、カーAVC機器は同105.7%の464億円。
JEITAでは、2018年4月統計から「有機ELテレビ」をテレビの品目定義に追加して調査結果に含めたため、前年比は参考値となる。また、テレビのサイズ別区分は「29型以下」、「30~39型」、「40~49型」、「50型以上」に変更している(従来は29型以下、30〜36型、37〜49型、50型以上)。
4K TVの4月出荷数は前年比114.6%。カーナビ4カ月連続プラス
4月の薄型テレビの出荷台数は、前年同月比91.3%の30万8,000台(今年度から有機ELテレビを含む)。このうち、4K対応テレビの出荷台数は前年比114.6%の12万7,000台で、薄型テレビ全体に占める割合は41.2%。4Kテレビの出荷金額は226億円で、薄型テレビ全体の出荷金額310億円に占める割合は73.1%。ハイブリッドキャスト対応のテレビは前年比103.1%の14万7,000台で、テレビ全体における割合は47.7%。有機ELテレビの出荷台数は11,000台、出荷金額は38億円となった。
サイズ別では、29型以下が前年比85.6%の6万1,000台、30~39型が8万2,000台、40~49型が9万6,000台、50型以上が同113.3%の6万9,000台。構成比は順に19.8%、26.5%、31.28%、22.3%。
BDレコーダ/プレーヤーの出荷台数は、前年同月比87.9%の16万3,000台。ビデオカメラは同78.5%の4万1,000台。
システムオーディオの出荷台数は前年同月比81.7%の8万8,000台。スピーカーシステムは同89.8%の4万台。ステレオヘッドフォンは同110%の75万7,000台。ラジオ受信機は同88.8%の9万6,000台。ICレコーダは同99.1%の7万2,000台。
カーAVメインユニットは前年比102.9%の19万2,000台。カーナビは同106.3%の47万1,000台で4カ月連続プラスとなった。