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Beat Audioのリケーブル「Supernova MKII」、AKG「N5005/N30」向け3製品

 ミックスウェーブは、Beat Audioのリケーブル「Supernova MKII」のバリエーションとして、AKGのイヤフォン「N5005」と「N30」に対応した3製品を6月20日に発売する。入力端子は3.5mm、2.5mm 4極、4.4mm 5極を用意。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は各35,100円前後。製品名は「Supernova MKII - AKG-MMCX - 3.5mm/2.5mm/4.4mm」となる。

「Supernova MKII - AKG-MMCX - 3.5mm/2.5mm/4.4mm」

 Supernova MKIIは、Supernovaの後継モデル。従来モデルに採用していた材料が、中長期的に入手困難になった事から開発されたもの。Supernovaをベースとした設計思想を一度リセットし、一から新しい幾つかのケーブルデザインを試しながら開発された。

 新しい導電糸は純銅線に銀メッキを施したもので、“単面”ではなく“多面”になるよう精巧に研磨した特注のものを採用。導電面積はSupernovaの8倍となり、情報量を向上させたという。

 この導電糸を、従来の1本ではなく、30本採用。振動を最小限に抑えるための螺旋状に成型されたナイロン糸も導体のコア部に使っている。

 シース部のケーブル構造は踏襲しているが、スパイラルパターンを持つ高純度銀のシース部に品質的改良も施している。専用のマシンにより成型された極薄のシルバー・シースは、導体に流れる信号を高い精度で伝えられるよう設計されている。

 さらに、シルバー・シースが導体とは別に信号を伝えており、「Supernovaと比較して Supernova MKIIでは、音のステージ感やディテール(解像感)などが約300%、品質的に向上していると解析している」という。

 採用している端子は、自社でパーツを製造している。

AKG「N5005」と「N30」向けのMMCX端子を採用している
3.5mmステレオミニ入力プラグ
2.5mm 4極入力プラグ
4.4mm 5極入力プラグ