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マルチデバイスで動画やアプリ接触率を測定する「ニールセン デジタルコンテンツ視聴率」

 ニールセン デジタルは2日、ニールセン デジタルコンテンツ視聴率(Nielsen Digital Content Ratings)のサービス提供を、日本で開始すると発表した。ストリーミングビデオや静的(テキスト)コンテンツページ、モバイルアプリなど、デジタルコンテンツのメディア接触を包括的に測定し、「マルチプラットフォーム、マルチデバイス、分散配信/視聴環境に対応し、“人”ベースのリーチ計測で、公平な媒体評価、広告取引のための標準指標を提供する」としている。

 ニールセン デジタルコンテンツ視聴率は、ブラウザでのストリーミングや、アプリでの番組やエピソード(放送回)レベルでの動画視聴とテキストコンテンツの視聴を「人」ベースで測定。プラットフォームを横断してデジタルコンテンツのリーチ、フリークエンシー、GRP、視聴者数や視聴者属性、視聴時間などのテレビ視聴データと直接比較可能な指標や分析軸を提供する。

 デジタルコンテンツ視聴率は、従来から提供しているパネルベースのネット視聴率「NetView(PC版)」、「Mobile NetView(スマートフォン版)」を進化させ、パネルデータと全数データのハイブリットレポートとして提供。全数データの活用により、動画であれば番組単位、放送回単位というコンテンツ単位の粒度の細かいレポート提供も可能としている。