ニュース

PS4やSwitchのオーディオを強化「Sound BlasterX G6」。PCで384kHz/32bit再生も

 クリエイティブメディアは、パソコンやゲーム機に接続して高品質なゲーミングサウンドを楽しめるというUSBオーディオ「Sound BlasterX G6」を8月中旬より発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は14,800円。

 USB 2.0接続のDACで、光デジタルやアナログ音声入力も装備。2015年に発売した「Sound BlasterX G5」の音質や機能を強化。ダイナミックレンジ130dBのDACや左右チャンネル独立の高音質ヘッドフォンアンプ「Xamp」を搭載。PCやPS4に加え、新たにNintendo SwitchとのUSB接続も可能となり、ゲームをより高音質サウンドで楽しめるという。USBバスパワーで動作する。

Nintendo SwitchとのUSB接続も可能

 光デジタル入力のドルビーデジタルデコードにも対応。PCやPS4、Nintendo SwitchとのUSB接続や、PS4 Pro/Xboxとの光デジタル接続が可能。Windows 10 PC接続時は最大384kHz/32bitのハイレゾ再生やDoPによるDSD再生が可能で、オーディオ用DACとしても利用できる。

 様々なジャンルのゲームにマッチする汎用のゲームオーディオ設定がプリセットされ、ワンタッチでゲーム向けのオーディオエフェクトを利用可能。バーチャルサラウンドの適用や低音の強化などが行なえる。ゲーム内の足音や武器の切り替え、銃弾のリロードなどの環境音を強調するScout Modeも搭載、ボタン1つで、かすかな動きを音で感じ取りやすくなる。

Scout Modeなどのスイッチを装備

 PCやPS4などとのUSB接続時は、Sound BlasterX G6のマイク入力も利用可能で、Sound BlasterXシリーズのゲーミングヘッドセットを接続して、ボイスチャットなどが可能。新たにマイクのサイドトーンにも対応、Sound BlasterX G6のボリュームノブでマイク音量を調節可能となった。マイク音声のモニタリングを有効にして、自分の声を聞きながらマイクの音量を調節できる。

 ライン入力のアナログ接続も可能で、Nintendo Switchドックを使用せずにテーブルモードでSwitchをプレイしたり、スマホゲームなどを市販のステレオミニケーブルで接続して高音質化できる。

 なお、光デジタル接続またはアナログ接続のみで使用する場合は、別途USB電源アダプタや、USBポートからの電源供給が必要。ヘッドセット端子に接続したヘッドセットのマイクや、マイク端子に接続したマイクは利用できない。

 光デジタル/アナログ接続の音は、USBオーディオのサウンドとミックスして聴くことも可能、ゲーム機などと光デジタル/アナログ接続してUSBでパソコンと接続すれば、ゲーム機などのサウンドを聞きながら、別途パソコン側でボイスチャットなどができる。

 ダウンロード提供するWindows用ソフト「Sound Blaster Connect」は最新版となり、様々なゲームジャンルのオーディオプロファイルや特定のゲームタイトル向けにチューニングされたオーディオプロファイルが利用可能。Windowsパソコン上でSound BlasterX G6本体のオーディオプリセットを入れ替えられる、オーディオエンハンスメント設定のカスタマイズもでき、好みのプリセットをSound BlasterX G6本体に記憶できる。さらに、専用ドライバ/ソフトをインストールしたパソコンで7.1chが再生可能なUSBオーディオとしても動作する。そのほか、ソース本来のサウンドを楽しめるダイレクト出力モードも搭載。

 カスタムデザインした左右チャンネル独立のヘッドフォンアンプ「Xamp」は、出力インピーダンス16Ω~600Ωのヘッドフォンを駆動可能。ゲーミングヘッドセットだけでなくインイヤーモニターやスタジオモニターヘッドフォンなども使用しやすいという。

イヤフォン接続時

 光デジタル/ライン入力のサウンドや、マイクサウンドはPCで録音可能。最大192kHz/32bitでの録音に対応。Windowsでステレオミックスにも対応し、ゲーム実況やネット配信などに利用できる。

 Aurora ReactiveライティングシステムLEDを搭載し、本体のXロゴを1,680万色カラーでライトアップ。ライティングの発光色や発光パターンは、Sound Blaster Connectによってカスタマイズできる。外形寸法は約111×24×70mm、重量は約144g。

USBや光デジタル/アナログ端子部