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キヤノン、DIGIC 8で4K動画や4K切り出し対応の40倍ズームデジカメ

 キヤノンは、新映像エンジンDIGIC 8と光学40倍ズームレンズを搭載したデジタルカメラ「PowerShot SX740 HS」を8月30日より発売する。価格はオープンプライスで直販価格は48,500円。カラーはシルバーとブラック。

PowerShot SX740 HS(シルバー)

 高倍率ズームレンズに加え、ミラーレスカメラの「EOS KISS M」などに採用している映像エンジン「DIGIC 8」をキヤノンコンパクトデジカメとして初搭載。4K動画の撮影にも対応した「PowerShot SX730 HS」(2017年5月発売)の後継機種で、広角から望遠までの幅広いズーム領域を活かした撮影が可能。

DIGIC 8

 イメージセンサーは1/2.3型、有効2,030万画素のCMOSで、レンズは35mm換算24~960mm相当の40倍ズーム(F3.3-6.9)。静止画は最大5,184×3,888ドットで、DIGIC 8の搭載により、AF・AE連動で最高7.4コマ/秒、AF・AE固定で最高10.0コマ/秒の連写に対応する。デュアルセンシングISにより、静止画撮影時に3.5段分の手振れ補正を実現する。

PowerShot SX740 HS(ブラック)

 センサー中央部の画素をクロップした4K(30p/25p)動画撮影に対応するほか、フルHDの60p/50p/30p/25pや1,280×720の60p/50p撮影に対応。記録形式はMP4。また、4K動画からカメラのみで任意の位置フレームを4KのJPEG画像として切り出す「4Kフレーム切り出し」にも対応する。記録メディアはSDメモリーカード(SDXC、UHS-I対応)。

 3型で180度チルト対応の液晶モニタを装備。自分撮りが可能。無線LANやBluetoothを装備し、アプリCamera Connectを搭載したスマホと連携動作。スマホへのWi-Fi画像転送やPCのアプリ「Image Transfer Utility 2」を使った自動画像送信やクラウドアップロード、スマホのGPSを使った位置情報付与にも対応する。バッテリパックはNB-13L。外形寸法は110.1×39.9×63.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約299g。

自分撮りに対応