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新4/3型センサー&タッチ対応の4Kデジカメ「LUMIX LX100M2」
2018年8月23日 12:29
パナソニックは、新4/3型センサーを搭載し、4K動画撮影も可能なコンパクトデジタルカメラ「LUMIX LX100 II」(DC-LX100M2)を10月18日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は115,000円前後。カラーはブラック。
同社ミラーレスカメラで採用しているローパスフィルターレスの4/3型 高感度MOSセンサーを新たに搭載。有効画素数は1,700万画素まで向上、解像力を高めたとする。レンズはLEICA DC VARIO-SUMMILUX、35mm換算で24~75mm/F1.7-2.8、光学3.1倍ズームで、従来機「LX100」(2014年発売)から継承。絞りは9枚羽根虹彩絞り。光学式手ブレ補正機構も搭載。3cmまで寄れるマクロ撮影機能を備える。
背面の液晶モニタは3型約124万画素で、新たにタッチ操作に対応。タッチAFやタッチパッドAFなどが利用できる。0.38型約276万ドット相当のEVFも搭載する。
ダイヤルやリングを使ったアナログ感覚の操作系を、LX100から引き続き採用。レンズ部には絞りリング、上面にシャッタースピードダイヤルと露出補正ダイヤルを搭載。コントロールリングも備え、マニュアルフォーカス時にフォーカスリングとして使える。
4K/30pのMP4形式での動画撮影が可能。また、MP4やAVCHD Progressiveで1080/60p動画の撮影も撮れる。撮影時間とファイル容量に制限があり、MP4の4Kでは15分、MP4の4K以外とAVCHDでは最大29分59秒まで。動画撮影時も手ブレ補正機能が利用できる。
4Kフォト機能も備え、秒間30コマ連写で決定的瞬間を約800万画素の写真として記録可能。4K連写、4K連写(S/S)、4Kプリ連写も選択できる。撮影後に好きなフォーカスポイントの写真を選べる「フォーカスセレクト&フォーカス合成」や、被写体の動きや顔を自動検出し、写真選択の手間を軽減する「オートマーキング」、被写体の一連の動きを1枚の写真に合成する「軌跡合成」も利用できる。
無線LANとBluetooth 4.2のBLEに対応し、スマートフォン/タブレットとワイヤレス連携可能。撮影モードには新たに「L.モノクロームD」やフィルムライクな写真の粒状感を選べる「粒状」を搭載した。
外形寸法は115×64.2×66.2mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は本体のみで350g。バッテリとメモリーカード含む重量は約392g。