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Spotifyが進化。おすすめ精度向上、データ通信節約モード追加

 Spotifyは30日、iOS/Android向けアプリを刷新。広告を表示する事で、無料で利用できるフリープランのユーザー向けに、音楽のおすすめ精度向上や、モバイルデータ通信の節約モードなどの新機能を追加した。Android/iOSの全ユーザーに対し、今後順次提供・更新される。

 フリープラン向けに新たに追加される機能は、「登録直後から好みの音楽を楽しめるようユーザー体験を最適化」、「学習を通じたおすすめ精度の向上」、「プレイリスト作成の簡略化」、「モバイルデータ通信節約モード」。

 アップデート後、Spotifyに登録すると、初めに好きなアーティストに関する簡単な質問を表示。回答を反映したプレイリスト「Welcome Mix」や、 ユーザーの音楽聴取傾向をもとにアルゴリズムで作成する「Daily Mix」など、ユーザーの好みの曲を集めたプレイリストを登録後すぐに用意する。これらは「Home」画面に表示され、音楽を聴けば聴くほどその内容は更新されていく。

 再生中の曲やアーティストが気に入ったら「(ハート) いいね!」を、 もう聴きたくない場合には「※この曲を再生しない」をタップし、音楽の好みをSpotifyに学習させていく。その精度も向上された。

 プレイリスト作成、編集も簡単になり、新規のプレイリストに名前をつけ、曲を検索。好きな順に試聴し、気に入ったら対象のプレイリストに保存すると、作成できる。気に入った曲を保存すると、Spotifyが作成中のプレイリスト用にユーザーが気に入りそうな曲を提案もしてくれる。

 より少ないモバイルデータ通信量で音楽が楽しむ「データ通信節約モード」も追加。シンプルなボタンをスライドさせる事で、利用できる。