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Harman Kardon、Googleアシスタント対応で5.1chにもなるWi-Fiスピーカー「CITATION」

 ハーマンインターナショナルは、IFA 2017に合わせて、Googleアシスタントの音声操作に対応したHarman Kardonのワイヤレススピーカー「CITATION(サイテーション)」シリーズを発表した。テーブルトップ設置の「ONE」や、サウンドバー「BAR」、フロア型「TOWER」などを用意し、欧州では10月に予約開始する。

テーブルトップ型の「300」(左)と「ONE」(右)

【ラインナップと価格】

テーブルトップ型
・ONE 199ユーロ
・100 299ユーロ
・300 399ユーロ
・500 649ユーロ
サウンドバー
・BAR 999ユーロ
サブウーファ
・SUB 799ユーロ
フロア型
・TOWER 2,499ユーロ
サラウンドスピーカー
・SURROUND 449ユーロ

Winter Grey
Classic Black

 いずれもアンプ内蔵のスピーカーで、サブウーファとサラウンドスピーカー以外は、無線LANとChromecast built-in機能を搭載。「ジャズを再生して」などと話しかけてストリーミング音楽を再生可能で、最大96kHz/24bit再生の単体スピーカーとして利用できる。複数台の組み合わせにより、ワイヤレスの2.1chや、マルチルーム再生もできるほか、5.1chシステムも構成可能(サブウーファとサラウンドは有線)。

フロア型TOWERの設置例
天面にディスプレイを装備

 フロア型の「TOWER」は、200W×2chのアンプを内蔵。天面にディスプレイを備え、タッチ操作もできる。テーブルトップ型は、最小サイズの「ONE」(出力40W)と「100」(50W)がモノラル、「300」(100W)と「500」(200W)がステレオスピーカーを内蔵する。サウンドバー「BAR」(150W)は3系統のHDMI入力も備え、4K映像のパススルーも可能。サブウーファ「SUB」(200W)とサラウンドスピーカー「SURROUND」(50W×2ch)以外のモデルはBluetoothスピーカーとしても利用できる。

500の内部構成
サウンドバーとサブウーファ、サラウンドスピーカーの組み合わせ例

 デザイン面では、ウールを使用したファブリック素材で表面を覆っているのが特徴。カラーはWinter GrayとClassic Blackの2色を用意する。

サウンドバーのディスプレイ部
左から、ONE、100、BAR、300、500