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IGZO液晶と1.5倍明るいAIカメラ搭載のスマホ「AQUOS sense2」

シャープは、スマートフォン「AQUOS sense」シリーズの新製品「AQUOS sense2」を、2018年冬モデルとして商品化する。カラーはシルキーホワイトとニュアンスブラック。Android 8.1を搭載する。

AQUOS sense2

5.5型/2,160×1,080ドット(フルHD+/18:9)のIGZO液晶ディスプレイを搭載。'17年発売の従来機「AQUOS sense」と比べて表示領域を約23%拡大しながら、消費電力は約21%削減。液晶テレビのAQUOSで培った高画質化技術「リッチカラーテクノロジーモバイル」も搭載し、「ハイエンド並の美しさ」を実現したという。

「スマホの性能を左右するディスプレイは一切妥協していない。昨年モデルのsenseとほぼ同サイズながら、画面いっぱいまで表示でき、SNSやニュースなどを快適に楽しめる」(通信事業本部 パーソナル通信事業部 商品企画部の清水寛幸 係長)としている。

通信事業本部 パーソナル通信事業部 商品企画部の清水寛幸 係長

カメラの有効画素数は外側が約1,200万画素、内側が約800万画素。画素サイズを従来機比約25%大型化したイメージセンサーと、F値2.0の明るいレンズを採用。取り込める光の量が約1.5倍に増え、室内などの薄暗い場所でもノイズを抑えて被写体の質感を写真に残せるという。加えて同社のスタンダードシリーズで初めて「AIオート」機能を搭載。料理や花、夕景など、被写体やシーンにあわせてAIが撮影モードを自動で選択し、誰でも手軽に最適画質での撮影が楽しめるという。内側のカメラには美肌補正機能「AQUOS beauty」を搭載する。

チップセットはQualcomm Snapdragon 450で、オクタコア1.8GHzのCPUを搭載。独自のチューニングも施し、従来機比でCPU性能は約20%、GPU性能は約30%向上。ストレージは約32GB、メモリは約3GB。2,700mAhのバッテリーを搭載する。

本体ボディにはアルミ素材を採用。背面と側面を覆うバスタブ構造にすることで曲げやひねりへの強度が向上し、薄型化に貢献したという。

IPX5/8の防水とIP6Xの防塵性能、おサイフケータイなどの基本機能に加え、文字やアイコンを大きくする「かんたんモード」を搭載。発売日から2年間、最大2回のOSバージョンアップやセキュリティの更新をサポートし、「スマホを初めて購入するユーザーから法人まで、安心して利用できる」とする。

外形寸法は約148×71×8.4mm(縦×横×厚さ。最厚部は約9.4mm)。重量は約155g。