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ソニー「α7 III」「α7R III」が新レンズのAF駆動音抑制に対応

ソニーは10日、ミラーレス一眼カメラ「α7 III」(ILCE-7M3)と「α7R III」(ILCE-7RM3)の本体ソフトウェアアップデートを開始した。Eマウント用レンズ「SEL400F28GM」、「SEL24F14GM」に対応し、AF時の駆動音を抑制するモードなどの機能が追加されるほか、性能改善、動作安定性向上が行なわれる。

α7R III(左)、α7 III(右)

アップデート内容は以下の通り。アップデートで追加された機能の使い方は、製品のヘルプガイドに掲載されている。

【Eマウント用レンズ「SEL400F28GM」、「SEL24F14GM」への対応】
・手ブレ補正性能の最適化及び手ブレ補正モードスイッチ(レンズ)のMODE3対応(レンズSEL400F28GMのみ)
・「ファンクションリング(レンズ)」設定メニューの追加。SEL400F28GMのファンクションリングの機能として「パワーフォーカス」に加えて「APS-C S35/フルサイズ切替」機能の割り当てが可能になる
・「AF時の絞り駆動」設定メニューの追加。SEL400F28GMまたはSEL24F14GM装着時、「AF時の絞り駆動」を「サイレント優先」に設定すると、絞り駆動音の発生が抑制。ただし、同モード時はピント合わせの速度が低下する場合がある

【機能追加】
・「カスタムキー(静止画)」に割り当てできる機能として「AF被写体追従感度」機能を追加
・LA-EA3装着時にすべてのフォーカスエリアに対応。選択可能なフォーカスエリアとして「ゾーン」、「拡張フレキシブルスポット」、「ロックオンAF」を追加
・「非圧縮RAW」記録時のサイレント撮影において各種ブラケット撮影に対応(ILCE-7M3のみ。ILCE-7RM3はVer.1.10にて対応済)

【性能改善・動作安定性向上】
・RAW対応(階調再現性の向上)
・フリッカ光源下での調光安定性向上
・連写グループ表示時の管理機能向上