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アプリ「どこでもディーガ」、DIGAへの動画一括送信やキャスト再生対応

パナソニックは、スマートフォン向けアプリ「どこでもディーガ」のVer.3.0を配信開始。スマホで新しく撮影した写真・動画を一括で選択し、レコーダーのおうちクラウドディーガに送信できるほか、DIGAに保存した写真、動画、音楽をアプリで選び、テレビへキャスト再生できるようになった。アプリはiOS/Android向けに提供している。

アプリ「どこでもディーガ」のVer.3.0

「おうちクラウドディーガ」と、アプリの「どこでもディーガ」を連携させ、アプリからDIGAの録画番組や放送中の番組、DIGAに取り込んだ音楽、写真・動画を視聴できる。なお、再生できる音楽データは、DIGAで変換したAAC/FLAC/WAV形式のみ。

スマホで撮影した写真・動画をDIGAに保存もできる。対応形式は、写真がJPEG、 動画がMP4。

Ver.3.0のアップデートにより、スマホで新しく撮影した写真・動画を一括で選択し、DIGAへ送信可能になる。複数の「おうちクラウドディーガ」へ、写真・動画を同時に送信する事も可能。自宅や離れて暮らす家族に、思い出の写真・動画を保存・共有できるようになる。共有した側は、「見たよ」の通知を、送信したユーザーのスマホへ送る事もでき、コミュニケーションのきっかけにもなる。対応機種は2018年秋モデルの「おうちクラウドディーガ」のDMR-SUZ2060、DMR-BRG3060、DMR-UBZ2060、DMR-BRT2060、DMR-BRT1060。

パスワードを入力しないと他の人からは見られないようにするプライベートモードにも対応。プライベートモードで送信された写真・動画はDIGA本体や他のスマホには表示されず、送信元のスマホからのみ、見られる。

写真・動画や音楽のキャスト再生にも対応。DIGAに保存した写真・動画、音楽を「どこでもディーガ」で選んでリビングのテレビやシアターで再生できる。

音楽ファイルの再生では、スマホ再生用のAACファイルに加え、2018年秋モデルの「おうちクラウドディーガ」では、リッピングしたCD楽曲のWAV/FLACファイル再生にも対応。CD音質で再生でき、「外出先でも、より高音質で音楽を楽しめる」という。ストリーミング再生と持ち出しのどちらもサポート。ハイレゾ相当の音質に変換して保存する、ハイレゾリマスターファイルの再生や持ち出しにも対応する。

音楽再生画面

2018年秋モデルの「おうちクラウドディーガ」では、新たに「スマホ転送用番組」のストリーミング視聴にも対応。「スマホ転送用番組」が作成済みの番組であれば、従来のDIGAと比較し、読み込み時間が約27%短縮できる(iPhone7の場合)。また、DIGA側でBlu-rayソフト再生中などでも、スマホから視聴できる。

DIGAに録画した番組に対しての操作性も向上。「どこでもディーガ」から複数番組を一括で消去でき、録画番組の録画モード変換にも対応。

番組ニュースに関連するワードから、簡単にお気に入りワード登録が可能になったほか、「おすすめ」番組表示のデザインも変更。1画面に表示できる情報量が増え、おすすめ番組から気になる番組が探しやすくなっている。

「おすすめ」番組表示のデザインも変更

アプリ初回起動時にはランチャーメニューを表示。各機能をアイコンで表示し、目的の機能を見つけやすくしている。ランチャーメニューは画面下部のメニューバーをスワイプすることでいつでも表示可能。

ランチャーメニューを用意

今後の機能強化予定として、2018年内に早見再生機能を追加予定。録画番組再生時のストリーミング再生で1.3倍速、持ち出し番組やスマホ転送用番組の場合、最大約2.0倍速の早見再生に対応する。