ニュース

Avantgarde、小さい部屋で楽しめるホーンスピーカー「UNO XD FINO EDITION」

エソテリックは、独Avantgardeのホーンスピーカー「UNO XD FINO EDITION」(AVG/UNO-XD-FE)を11月1日より受注開始する。価格はペア260万円。カラーは、つや消しブラックとつや消しホワイトの2色。エンクロージャー突板オプションとして、ゼブラーノとタイガーローズウッド(各15万円追加/ペア)も用意する。

UNO XD FINO EDITION(左と中央は突板オプション適用時)

スフェリカル(球面)ホーンスピーカーと、アクティブサブウーファーの一体型システムで、ホーン直径500mmのミッドレンジ、130mm径ツイーターと、ユニット口径250mmのサブウーファーで構成。既発売の「UNO XD」(350万円)と同サイズのユニットながら、高さ1,255mmに小型化した筐体(UNO XDは1,370mm)で、低価格化している。

なお、サブウーファーはUNO XDがユニット2基でアンプ出力500W×2に対し、新モデルのUNO XD FINO EDITIONはシングルユニットで出力500W×1。底面放射型ポートも採用し、小さな部屋でも定在波の影響を受けにくいという。「Avantgardeが本来備えている本質にフォーカスし、ピュアに、徹底的に磨き上げた。オーディオコニサーをも唸らせる圧倒的な高音質ホーンを小さい部屋でも存分に楽しめる『アバンギャルド・クラシック』」としている。

設置例

「一般的なスピーカーの8倍のダイナミックレンジ、-90%の低歪み、10倍に匹敵する高解像度」(ユニットを使ったボックス型スピーカーと比較、独アーヘン工科大学で測定。Avantgarde発表)を特徴としている。イコライザー搭載のデジタルサウンドプロセッサーも内蔵。

周波数特性は、ミッドレンジ/ツイーターが290Hz~20kHz、サブウーファーが30~350Hz、クロスオーバー周波数は290Hz/3kHz。インピーダンスは18Ω。推奨アンプ出力は10W以上。外形寸法は約500×590×1,255mm(幅×奥行き×高さ)、重量は74kg。