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米HeadAmp、バランス対応ヘッドフォンアンプ「GS-X mini」'19年発売

エミライは、米HeadAmp Audio Electronicsのヘッドフォンアンプ「GS-X mini」を発表。2019年第1四半期に発売予定で、価格は20万円台半ばを予定している。

GS-X mini

バランス駆動に対応したダイナミック・平面駆動向けヘッドフォンアンプ「GS-X MK2」(11月発売、40万円台前半予定)と、ほぼ同じオーディオ回路を搭載。GS-X MK2では別体となっている電源ユニットを、オーディオ回路とまとめて1つの筐体に収め、価格もGS-X MK2の半額程度に抑えた。Headamp ElectronicsマネージャーのPeter James氏は「多くの人が使いやすいパッケージにすることをコンセプトにGS-X miniを開発した」と説明している。

入力はアナログRCAとXLRで、ヘッドフォン出力は4pinのXLRと6.3mmの標準ジャックを搭載。ハイ/ローのゲイン切り替え機能を備える。出力は4W×2ch(50Ω)。プリアンプとしても機能し、RCAとXLRのプリアンプ出力を備える。

GS-X miniを持つ、Headamp ElectronicsマネージャーのPeter James氏
GS-X MK2

GS-X miniは、注文時にボリューム部のパーツと筐体前面のカラーが選べる。ボリューム部のパーツは、ALPS ポテンショメーターとデンマークDACT製の24ステップ・アッテネーターが選べる。カラーはブラック、ブルー、レッド、シルバーの4色。

また、エミライが取り扱い開始を発表していた、HeadAmpの静電型向けヘッドフォンアンプ「Blue Hawaii Special Edition」を11月に発売する。価格は、アッテネーター版が80万円台、ポテンショメーター版が90万円台を予定している。

10月27日~28日に開催される「秋のヘッドフォン祭」に、GS-X mini、GS-X MK2、Blue Hawaii Special Editionを出展予定。

Blue Hawaii Special Edition