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WOWOW、カラーマネジメントシステム事業を韓TVLogicへ譲渡

WOWOWは1日、子会社のWOWOWエンタテインメントが行なってきたIS(Image Processing System)事業を韓国の映像機器メーカーVidente(ブランド名はTVLogic)に譲渡した。今後の関連製品の販売・サポートはVidenteが各販売を通して行なう。

カラーマネジメントシステム「IS-mini」

これまでWOWOWは、Videnteと次期カラーマネジメントシステムIS-miniの共同開発を行なっていたが、より深い協業を協議する中で、IS事業をVidenteに譲渡することで合意。11月1日をもって、IS事業のすべての資産、権利、義務をVidenteに譲渡した。

Videnteは、TVLogicブランドで業務用ディスプレイを中⼼に製造販売している韓国企業。今後、IS事業取り扱い製品(IS-mini/IS-mini Rack4K/ISminiX/IS-miniX Rack4K/WonderLookPro)の販売、サポートは、Videnteが各販売店を通して行なう。

ISは、カメラからの映像信号を適切な色変換テーブルにより変換し、さまざまな撮影現場やポストプロダクションにおいてカラーマネジメントを行なうデジタル映像制作用色管理システム。コンテンツ制作においてカラーマネジメントは不可欠で、また現在、様々なLogが混在する撮影現場では素早く色合わせができるシステムが重宝されている。

WOWOWは、'16年9月に富士フイルムからIS事業を譲り受けていた。