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マス工房、4.4mmバランス出力装備のヘッドフォンアンプ「model428」

マス工房は、バランス対応ヘッドフォンアンプ「model424」(7月発表)のXLR出力端子を、4.4mm 5極端子に変更した「model428」を同社サイトで発売した。初回ロット50台を、特別直販価格の15万円で販売する。

model428

また、XLR出力の「model424」(初回ロット50台/特別直販価格15万円)は仕様を変更し、3.5mmアンバランスのヘッドフォン出力を追加した。

model424

どちらも従来の「model404」のバランス回路をそのまま使ったポータブルヘッドフォンアンプ。入力端子は日本ディックス製Pentaconnの4.4mm 5極バランス。バランス出力端子は、model428が4.4mm 5極、model424が4pinのXLR。

両機種とも3.5mmアンバランスのヘッドフォン出力を備える。なお、バランス出力に変換ケーブルやアダプタを使ってアンバランスのヘッドフォン/イヤフォンを接続するとアンプの故障の原因となるため、絶対に接続しないよう案内している。

無歪最大出力レベルは、(P-P)バランス 7V(32Ω負荷、1KHz、T.H.D+N 0.5%時)、(RMS)バランス 2.3V(同)。無歪最大出力はバランス 165mW(同)。

内部の基板間、コネクタ基板間のケーブル配線をすべて撤廃してケーブルレス化。金メッキコネクタで接続し、入力端子を変えたことで音質が向上したとする。また、内部スイッチで出力アンプの増幅度を変更でき、高能率のバランスド・アーマチュア(BA)イヤフォンにも最適なレベルで対応するという。

単3アルカリ乾電池×4使用時の連続使用時間は約4時間で、eneloop PROでは約8時間。USB給電による長時間動作にも対応する。

外形寸法は97×132×40mm(幅×奥行き×高さ)。重量は、model428がアルカリ電池を含めて440g、電池を除くと382g。model424がアルカリ電池を含めて445g、電池を除くと387g。