ニュース

マス工房、小型化したバランスヘッドフォンアンプ「model424」。単3×4本で動作

 マス工房は、バランス対応のヘッドフォンアンプ「model424」を8月に発売する。初回ロット50台を、特別直販価格の15万円で販売する。発売に先駆け、7月7日に東京・中野サンプラザで開催される「ポータブルオーディオ研究会 2018夏」で初展示する。

バランス対応のヘッドフォンアンプ「model424」

 「model404」の後継機。model404のバランス回路をそのまま使用。入力端子を、日本ディックス製Pentaconnの4.4mm 5極バランス、出力をXLRのみとし、電池を単3×6本から、model424では4本に減らすことでサイズの小型化を実現した。

 無歪最大出力レベルは(P-P)バランス 7V(32Ω負荷、1KHz、T.H.D+N 0.5%時)、(RMS)バランス 2.3V(32Ω負荷、1KHz、T.H.D+N 0.5%時)。無歪最大出力はバランス 165mW(32Ω負荷、1KHz、T.H.D+N 0.5%時)。

 内部の基板間、コネクタ基板間のケーブル配線をすべて撤廃し、ケーブルレス化。金メッキコネクタで接続し、入力端子を変更したことで音質が向上したという。

 変換ケーブルを使うことで、アンバランスに接続にも対応。そのためのモード切替スイッチを備えている。

 アルカリ電池使用時の連続使用時間は約4時間。外形寸法は、97×132×40mm(幅×奥行き×高さ)で、重量はアルカリ電池を含めて475g、電池を除くと380g。