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地デジが1,000時間以上録れる、アイ・オーの8TB HDD。4K録画にも

アイ・オー・データ機器は、テレビ録画やパソコンに利用できるUSB HDD「HDCZ-UTCシリーズ」に8TBモデル「HDCZ-UT8KC」を追加し、11月末に発売する。価格は38,900円。カラーはブラック。

HDCZ-UT8KC

パソコンの動画/写真の保存、テレビ録画、ビデオカメラのデータバックアップ先などに利用できる、3.5型の外付けHDD。既存の1/2/3/4/6TBモデルに加え、新たに8TBモデルを用意した。

テレビやレコーダーなど、21メーカー700機種以上の家電に対応し、家電メーカーと連携して動作確認済み。録画時間は、地デジ(約17Mbps)が約1,004時間。BS/110度CSデジタル(約24Mbps)は約708時間、4K放送(約33Mbps)は約512時間としている。

USB 3.1 Gen 1の高速転送に対応しているが、USB 2.0でも利用できる。録画に使用する場合は、接続したテレビの電源ON/OFFに合わせてHDDも自動でスタンバイになる電源連動機能を搭載。LEDは筐体背面に配置しており、録画番組視聴時にもLEDの光が気にならないようにしている。静音性能も高めており、「リビングで使っても音が気にならない」とする。

パソコン接続用に、WindowsとMacの両方でデータの閲覧/保存ができるソフト「NTFS-3G for Mac I-O DATA」が無料でダウンロードして利用できる。なお、テレビで録画した番組と、パソコンのデータは共有できない。

ソニーのハンディカム、キヤノンのIVISなど対応のビデオカメラにUSBケーブルでつなぎ、ビデオカメラ本体の撮影データをPCレスでHDDに保存できる。HDD内のデータはビデオカメラを介してテレビで鑑賞可能。

筐体内部の無駄な空間を無くしてHDDの熱を効率よく外へ逃がせるほか、表面の凸凹により、平面と比較して約6%表面積を増やして放熱。ファンレスでも十分な冷却性能を実現したという。日本製で、国内工場での組立工程で全数通電検査などの品質チェックを行なっている。

3.5型の外付けHDDで業界最小サイズを謳う。縦置き/横置きの両方に対応。縦置き時の外形寸法は約35×172×116mm(幅×奥行き×高さ、ゴム足部分含む)、重量は約880g。ACアダプターやUSB 3.1 Gen1ケーブル(約1m)が付属する。

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