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独自振動板と木製ハウジングのオープン型ヘッドフォン「Vérité」「Aeolus」
2018年12月4日 06:55
ブライトーンは、ZMF headphoneブランドの新製品として、ベリリウムコーティングのドライバを採用したオープン型のハイエンドヘッドフォン「Vérité」(ヴェリテ)と、エラストマードライバを採用したオープン型ヘッドフォン「Aeolus」(アイロオス)の2機種を12月8日より発売する。価格はVéritéが350,000円、Atticusが180,000円。
Vérité
現実感・自然主義・真実感を強調するスタイルとして使われる言葉ヴェリテにインスパイアを受け“究極の表現力”を目指して開発したという同社のハイエンドヘッドフォン。
厚さ20％のベリリウムを蒸着した超薄型PEN(ポリエチレンナフタレート)ドライバーを採用。「高速でサウンドの壁を作り上げ、ダイナミックなパンチとナチュラルな音色を持つ安定感のあるドライバーに仕上げた」とする。
ドライバを少し外側（耳から離して）に傾けることで、自然な共鳴が増し、より「箱鳴り」のようなサウンドが得られるのも特徴。この調整された角度により、3次元表現とスピード感と自然な減衰を調和させた、としている。
側面にポーティングを施し、3次元的なサウンドステージを実現。独自のデザインで一次元的にならない、自然で深みのあるサウンドステージを提供するという。ハウジングの木材はシルクウッド。イヤーパッドはラムスキンを採用する。
周波数特性は10Hz～25kHz。インピーダンスは300Ω。感度は99dBで最大入力は250mW。
シャーシにマグネシウム素材を採用することで、従来ボディよりも軽い重量430gを実現した。1.5mのOFCケーブルが2種(6.35mm/XLR)、マホガニーケースなどが付属する。
Aeolus
ギリシア神話に登場する“神の神の守護者・アイロウス”をモチーフとし、既発モデル「Atticus」(密閉型)をオープン型に改良したヘッドフォン。Atticusの暖かいパワフルなサウンドを継承しながら、オープン型ならではのサウンドステージを目指したという。
ドライバーにはTPE(熱可塑性エラストマー)を採用し、ダイナミックさと広いレンジを両立。高速応答と自然な音色を実現すべく、木製バッフルに組み込んだという。ハウジングの木材はサペリ。
周波数特性は10Hz～25kHz。インピーダンスは300Ω。感度は99dBで最大入力は250mW。
重量は445g。1.5mのOFCケーブルが2種(6.35mm/XLR)、Seahorse SE 430ケースなどが付属する
