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バイオセルロース振動板+独自チューニングヘッドフォン「Atrium」
2022年8月14日 00:10
ブライトーンは、ZMF headphonesの新製品「Atrium」を発売する。価格は「ZMF Atrium STD」が46万2,000円、希少木材を使った「ZMF Atrium LTD」が48万8,400円。
振動板にバイオセルロースドライバーを採用。THD(全高調波歪み)を低減するため、進化した素材構成と、オープンヘッドフォンに最適化された周波数応答を採用した。磁気回路にはN52マグネットを使用している。
「バイオセルロース独特の空間表現を推し進めるだけでなく、オープンヘッドフォンのサウンドスケープを完全に制御できるAtrium Damping Systemを導入した」という。
Atrium Damping Systemは、チューニング時に「各ドライバーに合わせたエアフローとダンピングシステムの最適化がしやすくなる」というもの。フォームから代替材料に至るまで、ヘッドフォンには多くの制振材料が使われており、これらの配置を調整する事で、「設計者はシステムの音響調整を究極まで突き詰めることができる」という。
グリル部分のデザインは、ゴシック様式の大聖堂に組み込まれた壮大な音響的デザイン触発されて作られた。「機械加工の公差精度を高め、ラインナップの中で最も開放的なデザインを生み出した」とする。
インピーダンスは300Ω、感度は~97dB/mW。重さは450±20g。なお、STD/LTDモデルどちらも、適宜ウッドが変更となり、「現在生産しているウッドについては都度お問い合わせください」としている。