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ソシオネクスト、車載HUDにメーターなどを表示する小型でタフな映像コントローラー

ソシオネクストは4日、メーターなどを表示する車載ヘッドアップディスプレイ(HUD)向けに最適化した小型グラフィックスディスプレイコントローラー「SC1711」の量産出荷とSDKの提供を開始した。コンパクトかつダッシュボード上の厳しい温度条件に耐える仕様で、セーフティー機能も充実しているという。

活用イメージ。右が小型グラフィックスディスプレイコントローラー「SC1711」

SC1711には、車載ディスプレイ向け製品の開発で蓄積したノウハウを投入した高性能な2Dグラフィックスエンジン「SEERIS」を搭載。Inova Semiconductorの高速シリアルインターフェース「APIX 2」にも対応する。映像出力フォーマットは最大1,280×480ドット/60fps/24bit。

HUDに利用される中規模解像度のディスプレイ制御に向けて、機能と性能を最適化。20×20mmのコンパクトなパッケージサイズを実現し、EP-LQFP 176ピンを採用。システムの小型化に寄与するという。

パッケージの温度特性の改善も徹底。ダッシュボード上の厳しい温度条件に耐える仕様とした。

表示システムの異常検知も可能で、安定した表示出力を実現。シグネチャーユニットによる表示画像の一致検証や、ウォッチドッグなど各種セーフティー機能も備え、ケーブル破損による画面固着などの問題発生時には瞬時に画面切り替えを⾏なうことでドライバーに異常を通知。車載システムに求められる高い安全性に対応するという。

接続概念図