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ソシオネクスト、8Kエンコード処理を高速化するサーバ用カード
2019年9月17日 13:48
ソシオネクストは13日、同社メディアアクセラレーターカードで8K映像の高速エンコード処理を可能にするサーバー向け「M820L-8K」の提供を開始した。
メディアアクセラレーターカードは、映像データ処理サーバーに装着することで、システムの構成や設定を変更することなくコーデック処理の速度を向上できるオプションボード。独自の高性能ハードウェアエンジンと高機能ソフトウェアにより、マルチフォーマット・マルチコーデックの処理をサポートする。
「M820L-8K」は、既存のM820Lに対して8Kエンコード処理を可能にするファームウェアアップデートと、エンコードのライセンスをオプション提供するもので、「高画質な8K映像のエンコード処理を容易にかつ高速に実⾏することができ、映像制作の作業効率が向上する」としている。
CPUはSocionext SC2A11(SynQuacer)、ハードウェアコーデックはSocionext マルチフォーマットコーデックMB86M30。PCI Expressは、Gen 2.0, 4レーン。動作環境は、Red Hat Enterprise Linux 7.6、Windows Server 2016。外形寸法は167×69×20mmで、重量は138g(標準I/O ブラケット付)。
