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FiiOプレーヤー「M9」の追加対象アプリ拡充。Sony headphonesも
2018年12月7日 15:28
FiiO製ポータブルオーディオプレーヤー「M9」の最新ファームウェア「FW1.0.2」が提供開始された。アップデートにより、新規サードパーティ製アプリをホワイトリストに追加し、FiiOのサイトからダウンロードしてM9で使えるようになる。
アップデート内容は、対応サードパーティー製アプリの拡充や、UI/UXの強化、不具合修正など。M9は、音楽配信サービスなどのアプリをFiiOのサイトからダウンロードしてインストールできるのが特徴で、既にSpotify/Tidal/Roon/NetEase Cloud Music/MOOV/KKBOX/Qobuz/Deezerなどのアプリが「ホワイトリスト形式」で提供されている。
今回新たにJOOX、ES file manager、Bandcamp、Sony headphonesの各アプリがホワイトリストに追加。FiiOのサポートページで案内されているapkファイルをパソコンでダウンロードした後、M9の内蔵ストレージまたはmicroSDカードに保存、ファイルマネージメントアプリから当該ファイルを開いてapkファイルをインストールする形となる。
なお、エミライでは個々のアプリの具体的な使用方法については技術的なサポートを提供せず、使用方法については各サービス提供元のヘルプなどを確認するよう案内している。
そのほか、ボリューム最大値設定機能や、起動時のボリューム設定機能が追加。また、一部のMP3ファイルの長さが正しく表示されない不具合などが改善される。
- 新規サードパーティー製アプリケーションをホワイトリストに追加(JOOX、ES file manager、Bandcamp、Sony headphones)
- ボリューム最大値設定機能(Maximum volume setting)および起動時のボリューム設定機能(Fixed volume setting)を追加。「設定>オーディオ」のメニューから操作可能
ボリューム最大値設定は、本製品のボリューム値を設定した値の範囲で設定することができるようになる機能
起動時のボリューム設定は、有効にすると毎回の本製品起動時にボリュームの値が設定した値にリセットされる機能 - ファームウェアアップデート時の変更項目を表示する機能を追加。次回のアップデートから有効になる
楽曲を選曲した際に自動的に楽曲再生画面に遷移する機能(オプション)を追加 - 一部のMP3ファイルの長さが正しく表示されない不具合を修正
(アップデートしてもMP3ファイルの長さが正しく表示されない場合は、メディアライブラリーを最新の状態に更新する) - サードパーティー製アプリからダウンロードした楽曲データをスキャンすることができない不具合を修正
- 特定の内蔵アプリ(例:ギャラリー)が停止している際にメインメニューに遷移することができない不具合を修正
- 誤操作を避けるため、楽曲再生画面でのプログレスバーの領域を修正
- コンピューターと接続した際に、MTPドライバーディスクの修正に関する警告が表示される不具合を修正
- 本製品をUSB DACモードでコンピューターと接続して使用した際に、サンプリング周波数が176kHzまたは192kHzのデータをBluetooth送信機能経由で再生するとノイズが発生することがある不具合を修正
- Tidalアプリのバージョンをversion 2.9.9.860.1にアップデート
- その他の軽微な不具合を修正し、動作安定性を向上
【アップデート内容】