ニュース

アストロデザイン本社に8Kシアター。3Dや22.2ch音声対応、制作中の確認に

アストロデザインは、8K/3Dや8K/120Hz映像、22.2ch音声の上映に対応した8Kシアターを東京都大田区南雪谷にあるアストロデザイン本社の2階にオープンした。映像制作における、クライアント向けのデモやプレビュー、上映会などに使用する予定で、完全予約制となっている。

アストロデザインの8Kシアター

アストロデザインは2000年から8K映像機器の開発を行ない、近年は撮影から完パケに至る8Kトータルワークフローの提案に力を入れている。2018年6月からは8Kコンテンツ制作支援の一環として「8Kレンタルプログラム」を開始。8K機材、および8K編集室のレンタルも実施している。

8Kシアターは、さらなる8Kの普及を目指して開設したもの。これにより、気軽に8Kコンテンツ制作を行なえる環境が整い、編集中のコンテンツを、実際の上映に近い環境で即座に確認しながら制作を進めることができるという。

常設機材として、プロジェクターはINSIGHT Laser 8K Imaging by ASTROを採用。再生装置はアストロデザインのHR-7518-A、コンバーターはSC-8221。スクリーンサイズは170型。

8K編集室

8K編集室には、メイン編集機としてGrass valleyのHDWS-8Kを導入。サブ編集機としてSupermicroの7047GR-TRFを導入。8Kカメラショールームには、アストロデザインのAH-4801-B、DM-3814、8KレコーダーのHR-7512などを用意する。

8Kカメラショールーム