J:COM、TVを自動で立ち上げ警報・避難情報を表示する「災害時テレビ起動」

ジュピターテレコム(J:COM)は、同社サービスエリアで提供中の「緊急地震速報」と「防災情報サービス」において、テレビ画面に気象庁や自治体の発表・発令を自動で表示する新機能「災害時テレビ起動」を追加。2月7日から提供開始する。

新機能「災害時テレビ起動」の画面イメージ。右はテレビに繋ぐ専用端末

テレビに専用端末をあらかじめ接続しておくと、気象庁の気象警報や自治体による避難情報が出された時に、テレビの画面上に発表・発令情報を表示する。

テレビが待機状態(リモコンで電源操作できる状態)であっても、自動でテレビを起動させて発表・発令情報の表示画面に切り替える。また、番組視聴時も、自動で同様の画面を表示する。画面上への情報表示と同時に、専用端末のランプが点滅し、音声でお知らせ内容を発信する。

「緊急地震速報」および「防災情報サービス」の利用者が対象(月額300円、居住エリアや契約中のサービスにより異なる)で、この新機能追加に伴う価格変更は無い。なお、「緊急地震速報」または「防災情報サービス」を現在利用しているユーザーは端末の交換またはアップグレードが必要になる場合があり、訪問工事費3,000円が別途かかる。

「災害時テレビ起動」機能によりテレビ画面上に表示する主な発表・発令内容は以下の通り。

気象庁が発表する気象情報
• 特別警報
  大雨、暴風、暴風雪、大雪、波浪、高潮
• 警報
  大雨、洪水、暴風、暴風雪、大雪、波浪、高潮
• 各種情報
  記録的短時間大雨情報、噴火速報、大津波警報、津波警報、氾濫発生情報、氾濫危険情報

自治体が発令する避難情報
• 避難指示(緊急)、避難勧告、避難準備・高齢者等避難開始

大雨特別警報

大雨特別警報の画面イメージ

避難指示(緊急)

避難指示(緊急)の画面イメージ