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“ザ・昭和”なミニチュアTV/レコード。中身はスマホやBluetoothスピーカー
2019年2月5日 13:01
タカラトミーアーツは、昭和時代の人気家電を現代のコンテンツを楽しむためにアレンジした、ミニチュア家電ガジェットシリーズ「ザ・昭和シリーズ」を展開。第1弾として「昭和スマアトテレビジョン」、「昭和レコードスピーカー」、「昭和ミニラジカセ」の3製品を2月28日に発売する。価格は、テレビが3,980円、レコードスピーカーが4,980円、ラジカセが5,480円。
昭和スマアトテレビジョン
スマートフォンの動画を“昭和風に鑑賞する”というコンセプトの製品。「ダイヤルをガチャガチャと回してチャンネルを切り替え、時々砂嵐が画面に現れるとコツコツと叩いて直す……そんな“昭和時代のテレビ体験”をスマートフォンを使って再現できる」という。
手持ちのスマートフォンに、iOS/Android向けの専用アプリをダウンロード。アプリ上で動画サイトなどのURLを5つまで登録する。
本体の背面カバーを外し、スマホをセット。画面サイズを設定すると、「しばらくお待ちください」という画面のあと、昭和風のレトロな画質で動画が再生される。
再生モードは「白黒」、「カラー(古・1960年代風)」、「カラー(新・1980年代風)」、「地デジ」の4種類から選択可能。それぞれのモードによって当時のテレビ画面のような再生画質で動画を楽しめる。
また、「地デジ」以外の3モードでは、再生中に画面が乱れ砂嵐が現れる場合がある。その場合は、昭和時代に多くの人が体験したであろう作法“テレビの天面を手でコツコツ叩くこと”で収まるという。
本体右側の「黄金ダイヤル」を回すことで、選択した5つの動画がチャンネルのように切り替わる。テレビのサイズは160×65×173mm(幅×奥行き×高さ)で、本物のテレビの約5分の1スケール。重さは約280g。
昭和時代のお茶の間にあったようなレトロなデザインで、本体正面には蓋を装備。開けると小物入れとして使うこともできる。
昭和レコードスピーカー
ポータブルレコードプレーヤーのようなデザインだが、機能としてはBluetooth対応のワイヤレススピーカー。ユニークなのは音楽再生の方法で、事前にスマホやパソコンなどとBluetoothでペアリングするが、それだけでは音楽は再生されない。
本物のレコードプレーヤーのように、ターンテーブルに付属のミニチュアレコード盤をセット。アームを動かしてレコード盤の上に落とすことで、初めて音楽が流れ出す。レコード盤は実際に回転し、その様子を目でも楽しむことができる。
本体には、ミニチュアのシングルレコード盤とソノシートが1枚ずつ付属。パッケージに印刷されているジャケットを切り取って使うほか、Webページでもオリジナルジャケット制作用のテンプレートを公開する。
スマホに専用アプリをダウンロードして音楽再生すると、“レコードプレーヤーならではの作法”をより楽しむことも可能。専用アプリ使用時に、本体の「回転数切り替えスイッチ」をスライドさせると、45回転風と33回転風の2種類のスピードで音楽が再生される。さらに、アプリ画面に表示されているレコード盤に触れるとスクラッチ音が出る。
外形寸法は135×66×42mm(幅×奥行き×高さ)で、実物の約3分の1スケール。重さは約170g。単4電池4本で動作する。
昭和ミニラジカセ
本物のラジカセの、約3分の1スケールのミニラジカセ。約3.2cmのミニカセットテープと、カセットケース、タイトルシールも同梱。本体にミニチュアカセットを入れられ、録音機能も備えている。
切り替えスイッチと選局ダイヤルでAM・FMのラジオが聴けるほか、本体にラジオの音を録音可能。身の回りの外部音声を録音することも可能。ミニカセットテープを本体にセットすると録音モードが作動し、ラジカセ本体へ録音できるようになる。
カセットテープを裏返すことで、A面・B面それぞれ最大5分間まで録音可能。「早送り」「巻き戻し」ボタンも付いており、ラジカセならではの“キュルキュル”とした独特の音に合わせて、録音したデータの頭出しが可能。
本体の外形寸法は、121×34×64mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約130g。単4電池3本で動作する。