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アイ・オー、49型の4K/HDR液晶ディスプレイ。7万円を切る43型も

アイ・オー・データ機器は、4K解像度でHDR10にも対応した液晶ディスプレイ2製品を2月末より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、49型「LCD-M4K492XDB」が89,800円前後、43型「LCD-M4K432XDB」が69,800円前後。カラーはどちらもブラック。

49型の液晶ディスプレイ「LCD-M4K492XDB」

4K/3,840×2,160ドットの広視野角ADSパネルを採用した液晶ディスプレイ。3系統のHDMIと、DisplayPortを備え、HDMI 1とDisplayPortは4K/60pに対応。HDCP 2.2をサポートする。HDR10のHDR信号入力も可能。従来のアイ・オーの49型/43型モデルはHDR非対応だったが、今回の新製品により、同社の4K対応液晶ディスプレイ5製品(65型~27型)すべてがHDR対応となった。

43型「LCD-M4K432XDB」

4K以下の解像度の映像を、ぼやけずに表示するための「超解像技術」を搭載。効果を10段階から調整できる。映像にメリハリをつけ、鮮やかに表現する「エンハンストカラー」機能も搭載。10bitカラーに対応するほか、Web、あざやか、ゲームなど、表示モードのプリセットも用意する。PinP(子画面表示)、2画面表示も可能。

サイネージとしての利用も想定し、曜日ごとにディスプレイの電源をON/OFFする時刻を設定できる、タイマー機能も用意する。また、HDMI CEC対応で、接続した映像機器と電源を連動できる。

輝度は350cd/m2、コントラストは1,000:1。応答速度は8ms(グレー to グレー)で、オーバードライブレベル2にした場合は約5ms(同)。視野角は上下左右とも178度。パネル表面はハーフグレア。

映像が暗いときにバックライトの輝度レベルを下げ、映像が明るい時には輝度レベルを上げるなど、自動制御機能も備える。

アナログRGB(ミニD-Sub 15ピン)や、ステレオミニの音声入力も装備。ステレオミニのヘッドフォン出力を備えるほか、6W×2chのステレオスピーカーも内蔵する。

HDMI3系統とDisplayPortを備え、HDMI 1とDisplayPortは4K/60pに対応

消費電力は49型が最大130W、待機時0.1W、年間消費電力量は163.8kWh。43型は最大102W、待機時0.3W、年間消費電力量は141.68kWh。スタンドを含めた外形寸法/重量は、49型が約1,109×230×688mm(幅×奥行き×高さ)/約12.2kg、43型が約970×247×606mm(同)/約8.9kg。HDMIケーブル(長さ1.5m)や、DisplayPortケーブル(同1.8m)、リモコンなどが付属する。