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4K/HDR対応31.5型で約6.5万円のアイ・オー液晶。DCI-P3色域95%
2019年3月20日 14:35
アイ・オー・データ機器は、31.5型の4K/HDR対応液晶ディスプレイ「LCD-M4K321XVB」を4月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は64,800円前後。
4K/3,840×2,160ドットで、デジタルシネマ規格のDCI-P3カバー率95%という広色域VAパネルを搭載。「映画などのコンテンツをリアルに再現する」という。HDR10信号入力にも対応する。輝度は300cd/m2、コントラスト比は3,000:1、応答速度は9.5ms(G to G)。視野角は上下/左右各178度。表面は非光沢。
フルHDやDVDなどの解像感を高める超解像技術を備えるほか、動画や写真などにメリハリをつける「エンハンストカラー」により、コンテンツに合わせた映像を表示可能としている。また、暗い映像ではバックライトの輝度レベルを下げ、明るい映像の場合は輝度レベルを上げる自動制御の「CREX」を搭載。場面の変化に応じて、映像の明るさをゆっくりと自然にコントロールするため、映画などでの利用を推奨している。
入力はHDMIが3系統と、DisplayPort、アナログRGB(D-Sub 15ピン)が各1系統。HDMI 1とDisplayPortは4K/60Hz対応。ステレオミニの音声入力を備え、出力3.5W×2chのスピーカーも内蔵する。
バックライトのちらつきを防ぐ「フリッカーレス」や、ブルーライト低減の新機能「ブルーリダクション2」を搭載。オンラインRPG「ファイナルファンタジーXIV」Windows版のプレイにおいて、スクウェア・エニックスの検証基準を満たした推奨ディスプレイとなっている。
消費電力は最大61W、通常(オンモード)34.86W、待機時は0.3W。100mmピッチのVESAマウントにも対応。スタンドを含む外形寸法と重量は、約730×234×518mm(幅×奥行き×高さ)、約7.4kg。