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ゲーム音声をエフェクト付きでネット配信。HELICON GAMING「GoXLR」
2019年2月6日 13:54
キクタニミュージックは、「HELICON GAMING」ブランドの新製品として、ゲーム機などの音声のインターネット配信向け機能を1台に統合したオーディオインターフェイス「GoXLR」を3月中旬に発売する。価格は39,800円(税込)。
エフェクターで知られるTC HELICONによる新ブランド「HELICON GAMING」の製品。ミキサーと48kHz/24bitオーディオインターフェイス、エフェクター、サンプラーの機能を1台に備え、パソコンからのインターネット配信に特化している。
PlayStation 4やXboxの光デジタル音声端子と接続し、ゲームの実況の音声を配信可能。ゲーム以外にもインターネット配信の音声コントロールが行なえる。
マイク入力のプリアンプにはMIDASコンソールの回路を使用。GoXLR App上で、コンプやGATEなどのマイク設定が行なえる。TC HELICONボイスエフェクトを搭載。1ボタンでON/OFFできる、MEGAPHONE/ROBOT/HARDTUNE/PITCHの各エフェクトが利用でき、PITCHで声の高さや喉の太さを調整したり、男女の性別を変えられる。7種のエフェクターを同時に使って6つのバンクにプリセット可能。
サンプラーは3バンク×4種のサンプリングが可能。リアルタイムにジングル、効果音、音楽ソースやMCにエフェクトを乗せて、1ボタンでサンプリングできる。パソコンに直接録音され、サンプリング時間に制限はないため、1番組丸ごとの録音も行なえる。
Windows 10用の無償アプリ 「GoXLR App」と連携。Windows 10のサウンド設定機能を使い、Discordなどのチャットや、Spotifyなど音楽再生アプリをGO XLRのフェーダーに個別アサインできる。これにより、インターネットラジオでの2元中継も可能。
4つ備えた液晶ディスプレイの文字、色、アイコンをカスタマイズ可能。ゲームに配色を合わせたり、ブランドアイコンをインターネットからダウンロードしてアサインできる。
マイク入力はXLRバランス(+48Vファンタム電源供給対応)、3.5mmミニのマイク入力、ステレオミニのライン入力、ヘッドフォン出力などを装備。デジタル入力はUSB 2.0と光デジタル音声。
4つのモーターフェーダーや、エフェクト用のロータリーエンコーダー×4(Reverb、Echo、Pitch Shifting、Gender、Megaphone、Robot, Hardtune)などを装備。「咳止めボタン(COUGH)」や、NGワードのための「BEEP」ボタンも搭載する。
周波数特性は10Hz～20kHz、ダイナミックレンジは110dB以上、SN比は101dB以上。電源はACアダプターを使用する。外形寸法は285×174×82mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.55kg。
