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JVC、音声でランナーのフォームをコーチするBluetoothイヤフォン。約1.3万円
2019年2月21日 12:34
JVCケンウッドは、JVCブランドのスポーツ向けシリーズ「AE」新製品として、ランニングをサポートするフォームコーチング機能を搭載したワイヤレスイヤフォン「HA-ET870BV」を3月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は13,000円前後。カラーはブルー、ブラック、グレーの3色。
IPX5相当の防水性能を備えた首掛け型のスポーツイヤフォンで、内蔵のモーションセンサー「BiomechEngine」とスマートフォン用アプリ「Runspect」(無料)によるフォームコーチング機能を搭載しているのが特徴。
センサーで測定したユーザーの頭の動きを元にアプリがランニングフォームを推測し、様々なランニングデータの蓄積に基づいた独自のアルゴリズムを用いて、音声によるコーチングをリアルタイムで提供するという。アプリの対応OSはiOS 10以上とAndroid 5.0以上。
- パフォーマンスに関する音声コーチング
「歩幅」や「上下動」などのパフォーマンスをコーチング。速く長く走れる効率のよいフォームに導く - ケガのリスクに関する音声コーチング
「衝撃」や「負荷」などのケガのリスクをコーチング。ケガをしにくいフォームに導く - 走行情報の表示
「時間」「距離」「スピード」「ペース」などの情報をアプリ画面に表示
Runspectアプリの主な機能
安定した装着性を実現するパーツ「ピボットモーションサポート+」を採用。耳に優しいソフトなシリコンを採用しており、回転構造で耳の形や大きさに応じてフィットさせられる。S/M/Lの3サイズを用意する。
ネオジウムマグネットを採用したダイナミック型ドライバーを搭載。重低音再生を強化するバスブーストモードを備え、オン/オフ切り替えできる。再生周波数帯域は20Hz~20kHz。
Bluetooth 4.2に準拠し、コーデックはSBC。プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSPをサポート。リモコンマイクを備えており、音量調整や音楽の再生/停止、曲送り/曲戻しが行なえるほか、スマートフォンと連携してハンズフリー通話や、音声アシスタントの起動ができる。
内蔵バッテリにより約7時間(フォームコーチングOFF時)のリスニングが行なえる。フォームコーチングON時は約6時間。ケーブルは表面に微細な溝を入れ、摩擦を抑えて絡みにくくタッチノイズを低減する「グルーヴケーブル」を採用。アジャスターで長さを調節できる。イヤフォンを使用していないときは内蔵マグネットで左右を留め、ネックレスのように首に掛けられる。
重量は約20g。標準イヤーピースと、周囲の音が聞こえやすいという低遮音イヤーピースを同梱し、いずれもS/M/Lの3サイズを用意する。