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映画館でイヤフォン装着、「ギルティ」体感上映の一般向け実施が決定

映画「THE GUILTY/ギルティ」において、ソニーの“ながら聴き”イヤフォンを使った体感型上映イベントが一般向けに実施されることが決定した。ヒューマントラストシネマ渋谷で3月8日と15日のそれぞれ13時20分から上映され、料金は1,100円。この体感型上映は、公開前に一部招待者らを対象に行なっていたもので、一般向けにも実施が決まった。チケット販売は5日0時から順次行なう。

イヤフォンを着けて鑑賞する「THE GUILTY/ギルティ」の体感型上映

「THE GUILTY/ギルティ」は、デンマーク発のサスペンス映画。「電話からの声と音だけで、誘拐事件を解決する」というシンプルな設定ながら、予測不可能な展開となることが注目され、第34回サンダンス映画祭の観客賞などを受賞。ジェイク・ギレンホールによるハリウッドリメイクも決定している。

今回の体感型上映は、ソニー独自の音導管設計を採用した、耳をふさがず周囲の音を自然に聞きながら音楽や音声も同時に楽しめるオープンイヤーステレオヘッドセット「STH40D」を装着して映画を鑑賞。劇場のスピーカーからの音を聞きながら、ヘッドセットからは電話先の声と音のみが出力され、まるで自分自身が映画の主人公と同じ緊急指令室のオペレーターになったような臨場感で映画を楽しめるのが魅力。

なお、20日に行なわれた試写での体験レポートは別記事で掲載している

ソニーの「STH40D」

先行試写の体験者からは「映画の世界への没入感がすごかった」、「主人公の感覚を疑似体験できるユニークな内容だった」など驚きの声があり、SNS上での反響も受けたことから一般興行向け実施が決定した。

上映時間は、3月8日と15日のそれぞれ13時20分から。チケットのオンライン販売は、8日上映分が3月5日0時から、15日上映分は12日0時から。劇場窓口での販売は、オンライン販売と同日の劇場オープン時からだが、両日ともオンラインで完売した場合、劇場窓口では販売しない。前売券も使用可能で、紙の前売券の場合は劇場窓口で座席指定券との引換が必要となる。