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マツダスタジアムに1.5倍大画面のオーロラビジョン。フリーボードで迫力の映像

三菱電機は、広島県広島市にある「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム 広島」(略称:マツダスタジアム)のスコアボード向けに、大型映像装置「オーロラビジョン」を納入。従来面積比で約1.5倍の大画面を活かし「迫力のある多彩な映像表現で試合を盛り上げる」という。3月5日開催のプロ野球オープン戦から運用を開始する。

マツダスタジアムに導入された全面フリーボード化「オーロラビジョン」

オーロラビジョンは、高輝度のLEDを使った大型映像装置。従来はスコアなどを表示するスクリーンは分離型だったが、今回導入されたオーロラビジョンのメインスクリーンは全面フリーボード化により、画面上に映像を自由配置できるようになったのが特徴。外形寸法は7.04×37.44m(縦×横)、面積は263.57m2で、従来面積比で約1.5倍に拡大。1.6×4.32m(同)のサブスクリーンも備える。

独自開発のダイナミックピクセル制御により、きめ細かな映像表現を実現。水平視認角度140度の高視野角LEDを採用して視認エリアを大幅に拡大し、「多くの観客に一体感のある映像を提供できる」という。表示階調は各色65,536階調。

LEDユニットは、スコアボード用にレンズ設計されたLEDを採用し、高輝度と低消費電力を両立。発光効率だけでなく、フィルターレス構造で定期的なフィルター交換を不要とすることで、定期交換部品の削減とメンテナンス性の向上も図っている。