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Googleスマートディスプレイ機能強化。Hey Google繰り返し不要、別室スピーカー音量調整

Googleは、スマートディスプレイ向けのアシスタント機能を強化。「Hey Google」を何度も繰り返さなくても質問に答えられるようにしたほか、翻訳機能の追加や音楽のマルチルーム機能強化などを行なった。米国などで販売されている「Google Home Hub」、「Lenovo Smart Display」、「JBL Link View」、「LG XBOOM AI ThinQ WK9」を使って英語で利用可能。

米国などで販売されている7型ディスプレイ搭載「Google Home Hub」

最初に「Hey Google」で起動して質問などをした後、追加の質問にも答えられるように長い時間待機できるように変更。次の質問でもう一度Hey Googleと言わなくても答えられるようにした。これを有効にするには、SettingメニューのPreferences→Continued Conversation(会話の継続)を選択する。

また、家の様々な場所で音楽を聴けるマルチルームオーディオの管理機能も強化。スマートディスプレイを家の中のスピーカーグループに加えて利用できるもので、新たにグループ内の任意のデバイスの音量を調整できるようになった。画面上のプレーヤーに表示されるグループ名をタップして利用可能。

Live Albumsの写真がGoogleフォトとの共有に対応。スマートディスプレイをフォトフレームとして利用でき、気に入った写真が表示された時に、声の操作で友人などと共有できる。声でデバイスから写真を削除することも可能。

「翻訳者モード」も追加。友人などとの会話で利用すると、「数十言語で自由に会話ができる」としている。「Hey Google, be my French interpreter」などと話しかけて利用する。

カメラやドアベル、ライト、プラグ、サーモスタットなどの制御にも対応。10,000以上のデバイスと接続し、スマートディスプレイのダッシュボードで管理できる。そのほか、スマートディスプレイ上でゲームプレイも可能になった。

画面の操作性も改善。スワイプ操作だけで、スマートディスプレイのホーム画面上にあるカードを消しやすくしている。