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ウィル・スミスが魔人の実写版「アラジン」、吹替は山寺宏一に。6月公開
2019年3月26日 13:43
6月7日に全国公開される実写映画「アラジン」で、ウィル・スミス演じる魔人ジーニーの日本語吹替え声優が、山寺宏一に決定。日本語版予告やポスタービジュアルが解禁された。
名曲「ホール・ニュー・ワールド」を生んだ1992年公開のアニメーション映画が実写映画化。アニメ版でも魔人ジーニーの声を担当した山寺宏一が、実写版でウィル・スミスが演じるジーニーの声も務める。
アラジンとジャスミンの運命的な恋の予感を象徴するシーンで、「ホール・ニュー・ワールド」を歌いながら2人が魔法のじゅうたんで空の旅をするロマンティックな姿を描くポスタービジュアルも公開された。
実写映画「アラジン」は、人生を変えるチャンスを待つ貧しいアラジンと、自立した心や強い好奇心を持ち、自由に憧れる美しい王女ジャスミンの身分の違う2人の運命的な恋、そして、3つの願いを叶える魔法のランプを巡る壮大な冒険を描いたエンターテイメント作品。配給はウォルト・ディズニー・ジャパン。
魔法のランプをこすると登場する、主人公アラジンの良き友人となる魔人ジーニーは、作品のコミカルな側面の魅力を担うキャラクター。公開された日本語版予告では「さあ、3つの願いを!」という作品を象徴するセリフのほか、「ショータイム!!」という楽しさを予感させる掛け声や、主人公アラジンがジャスミンに手をさしのべて語りかける重要なセリフなども含まれている。
ジーニー役の日本語版声優に決定した山寺宏一は、今回のジーニー役だけでなく、「インデペンデンス・デイ」(1996)など多くの作品でウィル・スミスの吹き替えを担当してきた。今回のジーニー役については「愛おしいくらい大切で特別な存在です。僕を声優として成長させてくれたのも、『声優って難しいけど、最高に楽しい! 』と思わせてくれたのもジーニーです。オリジナルのロビン・ウィリアムズに心から感謝しています。」とコメント。
さらに、ジーニーを演じるウィル・スミスについて「“なるほど、そう来たか。ぴったりだ!”と思いました!」と期待を寄せる。思い入れが深いキャラクターだけに“自分に話が来なかったらどうしよう”と不安もあったという山寺だが、「(ウィル・スミスは)過去に吹替えした事あるぞ。自分にジーニーが回ってくる確率上がったかも! という気持ちが強かったです(笑)」とのコメントも寄せた。
ネット上でも起用が期待されていたことについては「そういうご意見のおかげもあって、今回演じさせて頂く事になったのかなと思っています。きっと“これぞ最高のエンタテインメント! ”という素晴らしい作品になると確信しています。吹替版でもそれがしっかりと伝わるよう、出演声優の1人として全力を尽くします! ご期待下さい! 」と語っている。
アラジンを演じるのはメナ・マスード。ディズニー・プリンセスとしても人気のジャスミン役はナオミ・スコット。監督は、実写映画化作品「シャーロック・ホームズ」シリーズなどスタイリッシュな映像表現で知られるガイ・リッチー。さらに、「ホール・ニュー・ワールド」を作り出した作曲家アラン・メンケンも参加。魔法の絨毯で歌う名シーンや、新たなる名曲の誕生も期待されている。