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NHK、8Kでスティング&シャギーやシルク・ドゥ・ソレイユ放送。ラグビーW杯も
2019年4月9日 15:37
NHKは、5月のBS8K番組として、「シルク・ドゥ・ソレイユ」や、スティング&シャギーがコラボレーションしたライブなどを放送すると発表した。また、9月に開幕する「ラグビーワールドカップ2019」のNHK放送スケジュールも公開した。
スティング&シャギー The44/876 Tour
5月のBS8Kは、エンターテインメントをテーマに番組を集中的に編成。「スティング&シャギー The44/876 Tour」(5月26日午後6時30分～8時)は、40年以上に渡って世界の音楽シーンをリードしてきたスティングが、レゲエ界のトップアーティスト・シャギーと行なったコラボを8Kでライブ収録したもの。
2018年の共作アルバム「44/876」発表をきっかけとしたワールドツアーから、アメリカ・フィラデルフィアでの公演を8K映像と22.2ch音響で制作。2人のこれまでの大ヒット曲や人気曲を交えて「ライブ会場さながらの臨場感を届ける」という。
第61回グラミー賞「最優秀レゲエ・アルバム賞」を獲得した上記アルバムからの話題曲も用意。インタビューなども放送する。BS4Kでも5月25日午後7時30分から放送予定。
8Kスーパーサーカス シルク・ドゥ・ソレイユ
5月19日午後9時30分～10時放送予定の「8Kスーパーサーカスシルク・ドゥ・ソレイユ」は、シルク・ドゥ・ソレイユ結成30周年を記念して作られた人気のショー「キュリオス」の福岡公演を8Kで収録したもの。息をのむアクロバット、美しいセットや照明、ユニークな衣装などを8K映像と22.2ch音声で楽しめて、「会場の一番良い席に座っているかのように感じられる」としている。2K版と4K版(60分)も制作。BS4Kで5月4日午後11時から放送される。
「白鳥の湖」パリ・オペラ座公演や、ミラノ・スカラ座のオペラも8Kで
「8Kで見る! 世界最高峰のステージ・パフォーマンス」として2つの注目番組を放送。
パリ・オペラ座でのバレエ「白鳥の湖」は、5月19日午後7時～9時30分に放送。世界三大バレエ団の一つ、パリ・オペラ座バレエ団の公演から、不朽の名作「白鳥の湖」（ヌレエフ版）を8K HDRで収録。若きエトワールのレオノール・ボラックがオデットとオディールを、ジェルマン・ルーヴェがジークフリート王子を踊る。収録は2019年2月19日、21日パリ・オペラ座バスチーユ。
「偽の女庭師」は、5月12日午後7時～10時5分放送。オペラの殿堂ミラノ・スカラ座において、モーツァルトが18歳で作曲した歌劇「偽の女庭師」を収録。オペラの全幕ものとして初めて8K/HDRの番組が誕生した。収録は2018年10月8日、11日ミラノ・スカラ座。
ラグビーW杯放送カード決定。ナビゲーターは五郎丸歩
9月から開催される「ラグビーワールドカップ2019 日本大会」の放送スケジュールも発表した。NHKでは全48試合のうち31試合を放送。総合テレビでは、日本対アイルランド戦など3試合を生中継。BS1は、開幕の日本対ロシア戦や決勝など11試合を生中継するほか、日本対スコットランド戦など17試合を録画で放送する。BS8Kは、日本対アイルランド戦や決勝など3試合、BS4Kは日本戦の予選全試合と決勝など6試合を予定している。放送カードの詳細はNHKのサイトで案内している。
テレビ放送以外に、日本対アイルランド戦や決勝などのパブリックビューイングもスーパーハイビジョンで実施予定。
ラグビー元日本代表の五郎丸歩氏が大会の放送ナビゲーターを務め、NHKの様々な番組に出演。大会期間中の中継番組や、スポーツニュース、ラグビー関連特番などに登場する。さらに、Little Glee Monsterが歌うラグビー放送のテーマソングの制作も決定した。