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NHK、7月はBS 4K8Kで宇宙特集。七夕に“8K宇宙旅”、月着陸から50年
2019年6月7日 14:32
NHKは、7月を「宇宙をたのしむ月間」として、BS8KとBS4Kの放送で宇宙に関する番組を特集。8K映像で宇宙の映像を楽しめる「きょうは七夕! 宇宙旅2時間スペシャル」(7月7日午前10時~)などの番組を予定している。
アメリカのアポロ計画で人類初の月面着陸に成功した1969年7月や、スペースシャトルの退役、国際宇宙ステーションの完成など、7月は宇宙開発に関する出来事が多かったことにちなんだ特集。「これらの宇宙開発の金字塔ともいえる偉業の数々を、超高精細の8K映像で楽しめるようになった」という。
「きょうは七夕! 宇宙旅2時間スペシャル」7月7日(日)午前10時~12時
太陽、火星、月、国際宇宙ステーションなどの臨場感あふれる8K映像を通して、実際に宇宙を旅する気分を楽しめるという番組。最後のスペースシャトルの未公開の記録映像や、映画「2001年宇宙の旅」の8Kリマスター映像も紹介する。
また、月や星をテーマにした音楽を作曲してきたジャズピアニスト国府弘子と、バイオリニストの川井郁子が出演して生演奏を披露。2人の音楽にのせて、国際宇宙ステーションから初めて8Kで撮影された地球の映像を観られる。出演は鈴木杏樹、国府弘子、川井郁子、渡部潤一 国立天文台副台長、橋本奈穂子アナウンサーほか。
「月着陸50年ムーンウォーカーが見た絶景」7月20日(土)午後7時~9時
1969年7月20日に成功したアポロ11号の月面着陸。以来、12人の宇宙飛行士が「ムーンウォーカー」として、月面での様子を撮影してきた約300枚のフィルムを超高精細画像として蘇らせた。
当時を知る専門家と、アポロ11号から17号までの知られざる感動秘話や業績を、臨場感あふれる画像とともに紹介。ムーンウォーカーたちの感動ストーリー、知られざる月の素顔なども明かされ、月の絶景を徹底的に味わえるという。
出演はパトリック・ハーラン、橋本マナミ、寺薗淳也(会津大学)、黒田有彩、阿部渉アナウンサーほか。
「8Kアースウォッチャー from 国際宇宙ステーション」
2018年春、NASAは国際宇宙ステーション(ISS)に8Kカメラを持ち込み、船内や地球の撮影を続けている。NHKは映像を独自に入手、ISSでの臨場感あふれる映像を宇宙飛行士が残した名言とともに紹介する。