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LUXURY&PRECISIONのプレーヤー「L4」、アップデートで出力30%向上

サイラスが販売しているLUXURY&PRECISION(楽彼)のポータブルプレーヤー「L4」が4月11日にアップデート。最新ファームウェア「V1.0.0.4」で出力が30%アップするほか、SN比なども改善するという。

LUXURY&PRECISION L4

L4(オープンプライス/実売10万円前後)は、シーラス・ロジック製DAC「CS43198」を搭載し、PCMは384kHz/32bitまで(32bitはWAVのみ)、DSDは11.2MHzまでのネイティブ再生が可能。96kHz/16bit対応のUSB DACとしても利用できる。ステレオミニのアンバランス出力と2.5mm 4極バランス出力を装備。

これまでL4は、「SN比の高さでは評価されてきたが、パワー不足とも言われていた」という。最新ファームを適用すると出力が30%アップされ、バランス出力は従来の122mWから、160mWに向上(100Ω時)。なお、出力アップにより、再生時間は通常11時間が10時間40分程度へ短くなるという。

また、SN比は従来130dBだが、新ファームでは131dBに向上。さらに、今後日本でも発売予定の最新「LP6シリーズ」の開発ノウハウに基づきL4の音質を調整。聴きやすさが向上するという。そのほか、バグ修正も行なわれる。