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マクロスの河森正治40周年記念作「劇場版 誰ガ為のアルケミスト」本予告公開

マクロスシリーズなどの河森正治40周年記念作品「劇場版 誰ガ為のアルケミスト」が、6月14日に公開。それに先がけて、主題歌入り本予告映像と新場面写真が公開された。

「劇場版 誰ガ為のアルケミスト」
(C)2019 FgG・gumi/Shoji Kawamori, Satelight
『劇場版 誰ガ為のアルケミスト』予告編

gumiとFgGが展開する、タクティクスRPG「誰ガ為のアルケミスト」を映画化したもので、「マクロス」や「アクエリオン」シリーズの河森正治が総監督を担当。自身初となるゲーム原作の映画化に挑んでいる。

ゲームに登場する人気キャラクターに加え、劇場版オリジナルヒロイン・カスミ(CV:水瀬いのり)が、光と闇の均衡を失ったバベル大陸で壮大な冒険を繰り広げる。

(C)2019 FgG・gumi/Shoji Kawamori, Satelight
(C)2019 FgG・gumi/Shoji Kawamori, Satelight

公開された本予告映像は、村を襲撃する“闇の魔人”の姿からスタート。おとなしい女子高生カスミが、「闇を封じるファントム」として異世界バベル大陸へと召喚されるものの、そのような力は持たず無力のまま……。

“まがいもの”呼ばわりされ、傷だらけのカスミ。絶望を目の前にしたその瞬間、彼女の中に眠る“本当の強さ”が目覚める。映像には、石崎ひゅーい書き下ろしの主題歌「Namida」も使われている。

新たに公開された場面写真には、ゲームでお馴染みのザイン、セツナ、メラ、ニクスなどが登場している。総監督は河森正治、監督は高橋正典。キャラクターデザインは嘉手苅睦、アニメーション制作はサテライト。製作はFgG、配給はアスミック・エース。

(C)2019 FgG・gumi/Shoji Kawamori, Satelight
(C)2019 FgG・gumi/Shoji Kawamori, Satelight

あらすじ

演劇部に所属する自分に自信の持てない女子高生カスミは、ある日、不思議な声に導かれて異世界バベル大陸へと召喚される。

そこは、伝説の存在・暗黒竜デストルークにより、錬金術も魔法も封じられ、“闇の魔人”が跋扈する世界だった。

カスミは、彼女を召喚した魔法使いのリズ、ガンナーのエドガーと出会い行動を共にする。“闇の魔人”の魔の手はレジスタンスの村へと迫る。絶望を目前にしたカスミの脳裏に、意外なビジョンがふと浮かび上がる。それは、カスミの中に眠る彼女の“本当の強さ”が目覚めようとしている兆しだった。

「お願い、届いて、私の中に力があるなら……」