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GARMIN、GPSスマートウォッチ「ForeAthlete」3機種。音楽再生や緊急連絡

ガーミンジャパンは、GPSを搭載したスマートウォッチの新製品として、「ForeAthlete」シリーズから3機種を発売する。発売日と価格は、「ForeAthlete 245」と、音楽再生機能付きの「ForeAthlete 245 Music」が5月16日発売で、34,800円と39,800円。音楽再生できる上位機「ForeAthlete 945」は6月上旬発売予定で、69,800円。ランニングダイナミクスポッドをバンドルしたバージョンも74,800円で7月中旬に発売予定。

左の2機種がForeAthlete 245のBlack Slate、Amp Yellow、その隣の3機種がForeAthlete 245 MusicのWhite Black、Black Aqua、Black Red。右の2機種がForeAthlete 945のBlue、Black

ForeAthleteは、健康志向のユーザーから本格的なアスリートまで、目的に合った機能とデザインが選べるというシリーズ。新モデルには、ライフログ機能や通知機能など、スマートウォッチとしての機能に加え、ランニング中の緊急時などに、選択した連絡先と自分の現在地を共有できる「セーフティ機能」を新たに搭載した。なお、この機能を利用するには、スマホとBluetooth接続している必要がある。

3機種とも、リストバンドの付替えが可能で、好みに合ったカラーバリエーションが楽しめる。

ForeAthlete 245

ForeAthlete 245は、フィットネスレベルを示すVO2max値、有酸素及び無酸素トレーニングの効果、またトレーニングのパフォーマンス状況を分析し、トレーニング不足や過度のトレーニングも表示できる。

バッテリー稼働時間が、GPSと光学心拍計を起動させた状態で最大22時間と、前モデルのForeAthlete 235の最大11時間から大幅に向上した。後述する機種と異なり、音楽再生機能は備えていない。

別売のランニングダイナミクスポッドとのペアリングにより、ランニングフォームの分析が可能で、ウォッチのスクリーン上でも分析を確認できる。休息をすべきか体を動かすべきか、タイミングを示してくれる「BODY BATTERY」(ボディーバッテリー)機能も新たに追加している。

ForeAthlete 245 Music

ForeAthlete 245 Musicでは、さらに音楽機能を追加。Line Music、Spotify、AWAなどの音楽配信アプリ、またPCなどから最大500曲をウォッチにダウンロードでき、Bluetooth 対応のイヤフォンと同期して、スマホを使わずに音楽が楽しめる。

前述の2機種は、水深50mまでの防水機能を搭載。サイズは直径42.3mm、厚さ12.2mm。ディスプレイの解像度は240×240ドット。バンドカラーは、ForeAthlete 245がBlack Slate、Amp Yellow、ForeAthlete 245 MusicがBlack Red、White Black、Black Aqua。重量は約38.5gで共通。

ForeAthlete 945

ForeAthlete 935の後継機種で、ランニングダイナミクスや光学式心拍計、トレーニングステータス、フィットネスレベルを示すVO2 max値などの細かいデータの取得など、パフォーマンス向上のための機能を充実させた最上級モデル。

バッテリー稼働時間は、GPSと光学心拍計を起動させた状態で最大32時間と、前モデルの最大21時間から大幅に向上。暑さや高度による順応を表示する機能も追加している。さらに、カラー地図も搭載し、ランニングをガイドしてくれる。

音楽機能も備え、音楽配信アプリやPCから、最大1,000曲をウォッチにダウンロード可能。Bluetooth経由で、イヤフォンなどと連携する。

Visaのタッチ決済を使い、端末に手をかざすだけで決済できる「Garmin Pay」も搭載。トレーニング中の音楽鑑賞や、買い物を、スマホ不要で可能としている。利用可能なカードは三菱UFJ-VISAデビット(2019年5月9日現在)。

様々なスポーツに対応でき、ラン、屋内ラン、トレイルランニング、プールスイム、オープンウォータースイム、バイク、屋内バイク、マウンテンバイク、ゴルフ、ハイキングなどをサポートする。

別売のランニングダイナミクスポッドと連携し、ランニングフォームを分析するランニングダイナミクス機能も備えている。

サイズは直径47mm、厚さ13.7mm。バンドカラーはBlack、Blue。ディスプレイの解像度は240×240ドットで、重量は50g。50mの防水性能を持つ。