那須川天心に亀田興毅が勝てば1,000万円。AbemaTV 6月生中継を前に初対面

インターネットテレビ局のAbemaTVは、6月22日に放送する「AbemaTV3周年記念 1000万円シリーズスペシャルマッチ 那須川天心vs亀田興毅」の緊急記者会見を5月21日に開催。対決を前に両者が初対面し、双方の印象などを語った。

那須川天心と亀田興毅が対戦を前に会見
(c)AbemaTV

現RISE世界フェザー級王者の格闘家・那須川天心と、WBA世界ライトフライ級、WBC世界フライ級、WBA世界バンタム級と日本人初の世界3階級制覇を果たした元プロボクサー亀田興毅の双方へのオファーにより今回のスペシャルマッチが実現。現在調整中という「AbemaTV特別ボクシングルール」で両者が対戦する。5月より配信開始した「那須川天心にボクシングで勝ったら1000万円」の続編。挑戦者の亀田が那須川に勝利した場合、1,000万円の賞金を手にする。

21日の記者会見で初対面を果たした2人は、それぞれの印象について「『1000万シリーズ』見ていたが、結構強いなと、なめたらいけないなと思った。ボクシングのレベルも高い。自分もこのままやるとリスクがあるからしっかり鍛えないといけない」(亀田)、「若い頃の亀田選手を見ていたので、いろいろと(亀田節を)言われるかと思ったが、すごい真摯な方でした」(那須川)とコメント。

さらに、亀田は自身の現在のコンディションについて「SNSでも書いたが、プロである以上それなりの体を作ってリングに上がらないとかっこ悪い。ボクシング界の人間として、ボクサーとして、世界チャンピオンとして恥ずかしくない試合をしないといけないと思っている」と答えた。

一方の那須川は「1000万という企画だがそれは気にせず。それ以上の利益があるはず」と意気込みを語った。

(c)AbemaTV

この会見では、2017年5月に初放送された“1000万シリーズ”の「亀田興毅に勝ったら1000万円」に那須川天心からの応募があったものの、当時の募集要項にある「20歳以上」に満たなかったため、出場を断念していたことが説明された。約2年ぶりに、今度は自身の「1000万シリーズ」で亀田と対戦することが決まった心境について那須川は「当時から色んなことにチャレンジしようと思って応募しました。あれから2年経って、もっと(格闘界を)盛り上げていきたいと思う」とコメントした。

“令和の格闘界を担う”那須川天心と、“平成を代表するファイター”亀田興毅の戦いは、6月22日にAbemaTVで生中継。なお、21日の会見の模様は、Abemaビデオで無料視聴できる。

(c)AbemaTV