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Amazon、月388円で「犬神家」などKADOKAWA邦画見放題チャンネル
2019年6月25日 17:01
Amazon.co.jpは25日、有料チャンネルが視聴できる映像配信サービス「Amazon Prime Videoチャンネル」内に、KADOKAWAの邦画ライブラリー作品300本以上が月額388円(税込)で見放題になる「シネマコレクション by KADOKAWA」を開設した。登録から14日間は無料体験可能で、7月16日までに登録すると無料体験期間が60日に延長される。
今回、Amazon Prime Videoチャンネルに開設した「シネマコレクション by KADOKAWA」では、2,000本以上のライブラリー作品のうち、大映・角川映画・KADOKAWAの3つの時代から厳選した300本以上をラインナップ。「他の見放題配信サービスでは見られない貴重な作品を揃えた」としている。
大映作品からは、市川雷蔵、若尾文子、勝新太郎、そして先日逝去した京マチ子など、1950年代から60年代にかけて日本映画黄金期を支えた名優たちの出演作「陸軍中野学校」、「しとやかな獣」や、海外映画祭で賞を受賞した不朽の名作「雨月物語」、特撮ファンの支持を集める「ガメラ」シリーズ、周防正行監督作「Shall we ダンス?」などをセレクト。
角川映画作品からは、サスペンスの金字塔「犬神家の一族」をはじめ、薬師丸ひろ子の「セーラー服と機関銃」や、原田知世の「時をかける少女」、今年没後30年・生誕70周年を迎える松田優作の「野獣死すべし」、宮沢りえのデビュー作「ぼくらの七日間戦争」など。
KADOKAWA作品からは、新作「貞子」でおなじみの大ヒットホラー“リングシリーズ”(石原さとみ主演「貞子3D~2Dバージョン~」など)や、神木隆之介主演の「妖怪大戦争」、林遣都の「ダイブ!!」や橋本環奈の「セーラー服と機関銃-卒業-」などを揃えた。
KADOKAWAは2014年に、貴重なライブラリー作品を次世代に継承することを目的とした「KADOKAWAシネマコレクション」ブランドを発足。劇場やパッケージ、テレビ、配信においてライブラリー作品を楽しめる企画に取り組んでいる。