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オンキヨーが米Klipschの国内販売代理店に。10月からイヤフォンなど販売

オンキヨーは米Klipschと、日本国内におけるKlipschブランド製品の販売代理権を得ることで基本合意。10月より販売を開始する。取扱商品はイヤフォンの新製品を皮切りとし、順次モデルラインナップを拡充する予定。具体的な商品シリーズについては調整中で、別途公表するという。

7月に開催された「ポタフェス SPRING/SUMMER TOUR 2019 東京・秋葉原」において、オンキヨー&パイオニアブースに参考出品されていた、Klipschの完全ワイヤレスイヤフォン

Klipschは全世界でオーディオビジネスを展開。これまでもフロンティアファクトリーが日本で展開していたが、7月末で取り扱いを終了している。

従来の日本展開は、他地域に比べ商品ラインナップの展開や事業規模は限られていたという。オンキヨーでは、Klipschブランドの商品を、 国内販売チャネルを活用して事業展開をすること、ヘッドフォンに限らず同社が持つ各種オーディオ機器を幅広く国内展開することで、「効率的な販売が可能となることから両社の意向が一致した」という。

Klipschは米インディアナ州インディアナポリスを本拠とするオーディオメーカー。1946年にアーカンソー州ホープにおいて、ポール・W・クリプシュ(1904年-2002年)により「Klipsch and Associates」として設立された。

2018年NPDレポートによれば、全米市場のオーディオ専門店および家電量販店で売り上げトップシェアを誇るという。他にも、全米の劇場のスピーカーでも数多く採用され、ハードロック・カフェ系列店で公式スピーカーとして指定されている。