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デュアルDACで約45,000円のAndroid 8.1搭載プレーヤー「HiBy R5」

飯田ピアノは、HiBy Musicのポータブルオーディオプレーヤー「HiBy R5」を9月13日より順次発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は45,000円前後。カラーはBlack、Gray、Goldの3色で、Goldのみ9月末の発売を予定している。

HiBy R5

2018年より販売しているR6シリーズをベースとし、新たにDACチップにCirrus Logic製「CS43198」をデュアルで搭載。バランス端子には日本ディックス製4.4mmバランス出力端子を採用した。また、ボディのコンパクト化や電源の最適化、Android 8.1搭載などのブラッシュアップを行なっている。内蔵ストレージは16GB。1基のmicroSDカードスロットも備え、512GBまでのmicroSDカードをサポートする。

HiBy R5 Black

最大の変更点である2つのCS43198採用に合わせ、アンプ回路も最適化。最大出力1,040mW×2ch(16Ω)を実現した。3,500mAhバッテリーを内蔵し、バランス出力使用時でも約11時間の連続再生が行なえる。ステレオミニのアンバランス出力時は約18時間。

再生対応フォーマットは、FLAC、APE、WMA、WAV、ALAC(Apple Lossless)、DSF、DSDIFF など。DSDは11.2MHz、WAVは384kHz/32bitまでネイティブ再生できる。USB DACとしても利用可能。

HiBy R5 Gold
HiBy R5 Gray

Android 8.1搭載により、これまで以上にスムーズで快適な音楽体験を提供可能になったとしており、R6より引き継いだDTAアーキテクチャにより、引き続きビットパーフェクト再生が可能。チップセットはクアルコムのSnapdragon 425。

日本ディックスの4.4mmバランス出力端子「Pentaconn」搭載により、従来と比較して信頼性と耐久性を向上。ステレオミニと4.4mmの両端子は、ヘッドフォン出力とライン出力の両方に対応。最大出力は、1040mW×2ch(16Ω)または564mW×2ch(32Ω)。ヘッドフォンの対応インピーダンスは16~300Ω。

4.4mmバランスとステレオミニの出力を装備

2.4GHz/5GHzのWi-Fiを搭載。Spotify、Deezer、TIDAL(日本未サービス)などのAndroid ストリーミングアプリを利用できる。スマートフォンを使って音楽ファイルをワイヤレスで操作、管理/再生できるHiby Linkにも対応する。

Bluetooth 4.2搭載で、コーデックはaptX、aptX HD、LDAC、HWAなどをサポート。HWAは、HiBy Musicアプリでのみ利用できる。

筐体にはアルミニウム合金を使用し、ラウンドデザインでホールド性を高めた。ディスプレイは4型液晶。外形寸法は107.7×61.2×15.6mm(縦×横×厚さ)。