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オンキヨーのカスタム壁掛けスピーカー。クラウドファンディングで先行販売

オンキヨー&パイオニアは、住宅設備ビジネス向けにオンキヨーブランドの住宅用サウンドシステム「Custom Fit Soundbar」を開発。2日より、クラウドファンディングの未来ショッピングで先行販売を開始した。期間は10月31日までで、目標金額は200万円。早期購入者を対象とした20~25%オフの限定セットが用意されており、サウンドバー+内蔵アンプ+間中木工所カスタムグリルの場合は、限定10セット・25%オフの218,700円(通常291,600円)。提供予定時期はプランで異なり、'19年11月末、もしくは'20年3月中旬を予定する。

組み合わせるテレビのサイズに合わせ、本体幅やサウンド構成をカスタマイズできる壁掛け仕様のサウンドバー。テレビと一体化したスタイリッシュな設置スタイルが実現でき、インテリア性を損なわず、音へのこだわりも実現した新機軸の製品としている。

カスタマイズを想定したスペースを内部に設けることで、オプションのセンタースピーカーや小型アンプ、Amazon Fire TV StickやApple TVなどのストリーミングデバイスがビルトインできる。

スピーカー部

カスタム注文となるスピーカーグリルは、手持ちのテレビの幅に合わせて製作され、ジャージカバーの色も選択が可能。グリル製作は大正13年(1924年)創業の老舗家具メーカー「間中木工所」。特注家具の製作する熟練の職人が手作りで製作するという。

オリジナルの小型アンプは、最適な音場設定を行なうAccuEQや、立体的な音響空間をつくり出すDolby AtmosやDTS:Xをサポート。フロントスピーカーのみで擬似的に前後左右上下の音情報を表現するDolby Atmos Height VirtualizerやDTS Virtual:Xも搭載する。Bluetooth機能も備える。

なお製品の取り付けには、専門の業者へ依頼する必要がある。組み合わせを想定するテレビサイズは55~75型相当で、横幅1,228~1,676mmまでの幅調整に対応する。テレビ買い替え後の、サイズ調整は有償で受け付けるという。

同社東京オフィスにある「Room301」で製品の体験視聴が可能。クラウドファンディングのリターンなど、詳細はホームページを参照のこと。

取付イメージ