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パイオニア、新リファレンスAVアンプ「SC-LX904」を海外発表

オンキヨー&パイオニアは、9月6日からドイツのベルリンで開催されている「IFA 2019」に合わせ、パイオニアブランドの新リファレンスAVアンプ「SC-LX904」と、AVアンプ「SC-LX704」、SACDプレーヤー兼DAC「PD-50AE」を海外発表した。

AVアンプ「SC-LX904/SC-LX704」

SC-LX904/LX704のどちらも、パイオニアの「ダイレクトエナジーHDアンプ」の最新バージョンを採用。LX904は215W×11ch、LX704は205W×9chの出力を誇る。

DACチップは、384kHz/32bit対応の「ESS9026」を2基搭載。対応ソフトと組み合わせ、“IMAXクオリティ”が家庭でも楽しめて、より没入感のある体験が可能になるという「IMAX Enhanced」にも対応。Dolby Atmos、DTS:Xにも対応。

自動音場補正の「MCACC Pro」も搭載。フルバンド・フェイズコントロール機能も備えている。

HDMIは、7入力、3出力搭載。パイオニアのユニバーサルディスクプレーヤー「UDP-LX800」、「UDP-LX500」とHDMI接続し、ジッターレスの伝送を実現する「PQLS」にも対応する。

HDMIに入力された映像信号をオフとし、音質を高める「オーディオ専用モード」や、ネットワーク機能をオフにする「AVダイレクトモード」なども備えている。

PD-50AE

光ディスクの再生に関する、パイオニアの長年のノウハウと専門知識などを投入。フラッグシップSACDプレーヤー「PD-70AE」の技術も投入したのが「PD-50AE」。

ESS製DAC「ES9026PRO」を、4chパラレルドライブモードで使用。SACD、CD、MQA-CDの再生が可能。USB経由でMQAファイルの再生も可能。

ドライブメカには、専用に開発した新しいフローティングマウント構成を採用。ハニカムスタンプ付き金属カバーでシールドしている。長年の光ピックアップ製造で手掛けた制御技術のノウハウも投入した。高級オーディオ用のカスタムメイド・コンデンサも投入している。

デジタルデータを384kHzへアップサンプリングして再生する機能や、ジッター低減のためのロックレンジアジャスト機能、DACのデジタルフィルター変更モードなども用意する。