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パイオニア最上位AVアンプ「SC-LX904」、GREEN FUNDINGで発売

オンキヨーホームエンターテイメントは、2019年に海外市場で発売したものの、日本では「当社を取り巻く様々な環境から発売されていなかった」というパイオニアブランドのフラッグシップAVアンプ「SC-LX904」を、クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」で7月19日発売する。実施期間は8月31日まで。150台限定の台数限定先着価格は318,000円。

独自の「ダイレクトエナジーHDアンプ」をさらに進化させており、11ch(880W)の同時ハイパワー出力を実現。オブジェクトオーディオのDolby AtmosやDTS:Xの3Dサラウンドを、迫力のあるサウンドで楽しめるという。

心臓部であるパワーコイルを一新し、より理想的なスピーカードライブを実現。さらに、神栄キャパシタと新規に共同開発したフィルムコンデンサをフィルタ部などに採用し、より表現豊かで安定した低音再生を実現したという。

パイオニア、AVアンプの進化

Class-Dアンプとオーディオ部をシールドして分離させた基板を採用し、プリ段からのバランス信号をシールドし、高クオリティ信号をアンプ段に伝送。プリアンプ部からパワーアンプ部までのオーディオ信号をバランス伝送とすることで、ノイズを抑えた。全スピーカー出力が4~16Ωのインピーダンスに対応し、様々なスピーカーと接続可能。

内部

DACは「ES9026PRO」を2個搭載。このDACを全チャンネルに採用するほか、マスタークロックとして超低位相雑音の水晶発振器を搭載したことで、高SN比で、高精度なD/A変換を実現。自動音場補正技術の「MCACC Pro」も搭載。天井に設置したスピーカーの距離も正確に補正するため、Dolby Atmosや DTS:X、IMAX Enhancedの3Dサラウンドの再生において効果を発揮する。

包み込まれるようなサウンドを体験できるというIMAXを、ホームシアターで再現する「IMAX Enhanced」にも対応。「IMAX モード」で再生することで、迫力と没入感のあるサウンドを体験できるという。MCACC Proにより、各スピーカーの位相が揃い、スピーカー間の音の繋がりも理想的だとする。

HDMIのセパレート出力を装備したBDプレーヤーなど、HDMIからオーディオのみを出力する機器を接続する際に、AVアンプ内部のビデオ出力をオフにして、情報量の多い、空間表現豊かなサウンドを実現するという「Audio Exclusive Mode」を用意。

ネットワーク機能をOFFにして高音質・高画質を実現する「AV Direct Mode」も新搭載。ネットワークソリューションは、シングルコアからクアッドコアに進化。様々なネットワークサービスがストレスなく利用できるという。

ダイレクトエナジーHDアンプの進化に伴い、電源部のブロックコンデンサも一新。新ダイレクトエナジーHDアンプのより、豊かな重低音の再生を実現したという。

ネットワーク音楽再生はDSD 11.2MHzネイティブ再生など、様々なハイレゾ音源の再生に対応。HDCP2.3、HDR10、BT.2020に対応したHDMI端子も装備する。

HDMIは入力7系統、出力3系統。HDMI以外の入力端子は、光デジタル音声×3、同軸デジタル音声×2、アナログ音声×7。出力端子として11.2chのプリアウトyた、2系統のゾーン出力などを備える。外形寸法は435×440×185mm(幅×奥行き×高さ)、重量は18.5kg。

SC-LX904「IMAX ENHANCED」試聴体験会も

東京両国のONKYO BASEにおいて、「IMAX ENHANCED」のコンテンツを用いた試聴体験会も実施する。日時は7月17日PM2:00、PM4:00、PM6:00の計3回、7月21日PM3:00、PM5:00の計2回。詳細は予約サイトを参照のこと。