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共立電子、摂津金属工業とコラボした「真空管アンプ組立キット」
2019年9月12日 12:51
共立電子産業は、真空管アンプのシャーシ等の製造を手掛ける摂津金属工業とコラボレーションした「真空管アンプ組立キット(SE-70TH)」を10月中旬より発売する。価格は58,000円。
小出力ながらも高音質を追求したという、コンパクトな真空管アンプ組立キット。
アンプ部は複合管「6BM8(ECL82)」を採用。3極管接続と無帰還回路により、ソフト&クリアな高音質を実現。小口径フルレンジユニットを採用した小型・高音質スピーカーと組み合わせたニアフィールドリスニングで真価を発揮するという。オーディオ用大型ボリュームなど、厳選パーツも搭載する。
ケース部分を、IDEALブランドを展開する摂津金属工業が新規に設計・製作。創業70周年記念モデルとして位置づけている。
'60年代の真空管アンプケースのデザインを継承し復刻したもので、ねじの見えない外観にしているという。側板には美しい積層模様が楽しめるホワイトバーチ合板を採用する。
スピーカー出力は1.5W×2ch(8Ω THD10% 1kHz)で、対応インピーダンスは6～8Ω。ヘッドフォン出力の場合は、100mW×2(30Ω THD1.0% 1kHz)で、対応インピーダンスは16～100Ω。フロント部にヘッドフォン出力とライン入力を各1系統備える。
消費電力は約30W。外形寸法は250×240×145mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約4.5kg。組立工程をカラー写真で解説した組立説明書と、製造番号を刻印したアルミプレートを付属する。
